2008-01-01から1年間の記事一覧

一昨日の短歌対決スペシャルは、ふだんとはちがうシビアな時間だったように思います。 優勝した辻井竜一さんは、切り札ワールド総務課の田中シリーズで優勝。おめでとうございます。 エントリーされた短歌についてはこちらでみることができます。 ↓ http://w…

短歌勝ち抜き戦

そここで、夏のお祭りがはじまっていますが、今日はこれからケータイ短歌の夏のお祭り、短歌対決スペシャルにでかけます。 私が戦うのではなく、エントリーした人の短歌が、視聴者の投票で勝ち抜いていく様子を見守るのです。 NHK第一ラジオで19時20…

夏の文庫

夏になると、文庫フェアをやっていて、そういうお祭りは案外好きなので、なにやら買ってしまうのだが、今年は芥川龍之介の『河童』(集英社文庫)を購入。 巧緻な文章ながら、弱者に対する愛憐ややさしさがにじんで、ぐっとくる。顔立ちが鋭いので、その印象…

ポニョ

『崖の上のポニョ』、観てきました。 人面魚、半漁人、幼児のかたちをぷにぷに変化するポニョちゃんは、じつにかわいい。とくに、少し不気味な半漁人ポニョが、かわいくて。目と目は開く、どこまでも。 リアルな幼児のしぐさに向ける目線は、ひところ流行っ…

三輪そうめん

今日は連載エッセイを仕上げ、明日閉め切りの書評の本の読み込みなど。 奈良の方の実家から三輪そうめんをたくさん送っていただいたので、夕ご飯をそうめんにしてみた。 錦糸卵にオクラと大葉、そして物忘れを怖れず、みょうがもたっぷりと盛ってます。しし…

雲と青空

白い雲と青の組み合わせは、なにがなんでも、気持ちいい。 どちらも今朝ベランダから見えた空。 腰の調子がいまひとつなので、鍼を打ってもらい、なんとなく一日うとうと。 おなかの調子が悪いことを、言い当てられる。 おなかのツボをやわらかく押してもら…

水茄子の漬物

今日はちょっと夏バテ気味だったので、仕事もせず、ただひたすらぼんやりと過ごす。 毎年この時期に、大阪の母が送ってくれる、水茄子の糠漬け。糠付きでクール宅急便で届きます。水茄子は、ふつうの茄子よりやわらかくて甘くて、糠の味が素直に沁みている。…

ロビンソン@流山

「ロビンソン*ロビンソン」の再演を観に、流山へ。(流山子どもミュージカル第5回公演) 子どもたちはみんなはききと元気でかわいいです。 リリーという主人公の女の子が幼児〜10歳〜14歳、と成長してゆくわけですが、子どもがあっという間に大きくな…

ケータイ短歌打ち合わせ

NHKへ、来週のケータイ短歌のスペシャルの打ち合わせ。 穂村弘さんとスタッフと一緒に、対戦者と歌を選ぶ。 いろんな方にエントリーしていただいて、選ぶのがしのびなかったのだけれど、12人の方を選ばさせていただきました。 8月3日に電話で短歌を読…

ウドンゲ

23日の昼に、森下のベニサンピットへ「ウドンゲ」を、絵本作家の本下いづみさん、翻訳家の那波かおりさん、イラストレーターの福井若恵さんとともに観劇。 篠井英介さん、深沢敦さん、大谷亮介さんの三人による「三軒茶屋婦人会」の公演。 篠井さんは、以前…

真夜中2、など

気付けば2週間、日記をごぶさたしてました。 エッセイを書いたり、小説を書いたり、短歌の勉強会に行ったり、短歌をつくったり、友人とランチをしたり、整体に行ったり、ソフトバンクショップでiPhoneを触ってみたり、しておりました。ラジオドラマ「とりつ…

学習室

ちょっと歩きがいがある距離なのだけれど、廃校を利用した図書館が近所にあり、パソコンも使える学習室があるので、そこで仕事をしようとパソコンと資料をかついで森を抜けて、でかけていきました。 仕事がバリバリ進んだかというと、うーむ。 元教室だから…

「心の花」と「弦」

5日は「心の花」の110周年記念会に呼ばれ、参加させていただきました。 110年。短歌の結社誌としては、最古です。でも、世界的にみても詩の雑誌でそんなに長く続いているものはないのではないかと思って、佐佐木幸綱氏に、お祝いの言葉とともに聞いて…

白い犬

あれは、北海道犬らしいですね。ソフトバンクのCMのお父さんは。 そのストラップを入手。おなかを押すと、しゃべる。「今日はそこまで!」とか。なにか、愉快な感じ。 どこかに触れると反応がある、というのは、原始的な快楽ですねえ。 「ただの白い犬」の…

放置されていたもの

店先にあった、こんなアイスムリーム用冷蔵庫をのぞきこんで、アイスを買ったものです。あれは日本独特のかたちの機械なのかな。 左側のものは、なにかの計り? ガチャポンの台座? きのうの短歌の穴埋めは「蛍」でした。 ・浴室の磨硝子の向かうに屈む子を…

明日から

今月中盤以降遅れがちになっていた原稿、週末から今日にかけて、エッセイ三つと書評一つと小説の校正が一つ。 なんとか仕上げて、やっと遅れているものがなくなった。はればれ。 最近なぜかエッセイの依頼が多く、「母の友」や「くらしの手帖」という真面目…

明日のブックレビューなど

きのうの「かもめ」は、沼野充義氏による新訳のもので、堅実な演出ながら、生身の人間性が感じられる、すばらしい舞台でした。 今日は、これから某小説のために、某所に取材に行ってきます。 少々緊張しそうな場所なのです。 明日28日の「週刊ブックレビュ…

これから「かもめ」

今日は一日遅れで「赤旗日曜版」のエッセイをメール入稿。 遅れをおわびすることもあって、担当編集者に電話をしたら、お身体の調子がお悪いのでは、と心配されてしまう。 おとといの日記が、肩凝り日記だったからかな。 絶好調というわけではないけれど、ま…

久しぶり日記

なんだか肩凝りがひどくて、まともな日記が書けそうにないので、メモ的なものなど。 先週は、 16日 毎日新聞のエッセイ「愛の歌を読む」執筆 6月29日(日)掲載予定 17日 打ち合わせと太宰治賞授賞式@東京會舘そして友人とお茶 18日 黒瀬珂瀾著『…

中国地方より戻りました

11日〜13日にかけての、中国地方の4高校での「高校生のための文化講演会」の旅、無事に終えて戻りました。タノシカッタ。 山口農業高校、安佐北高校、岡山一宮高校、岡山大安寺高校のみなさま、私の拙い話を聞いてくださり、ありがとうございました! …

山口へ

これから新幹線にゆられて山口へ。 山口、広島、岡山の高校で講演してきます。 短歌や小説のことなど。 先日の穴埋めは「庭」でした。 鳳仙花の種で子どもを遊ばせて父はさびしい庭でしかない 吉川宏志 踏んだり駆け回られたり眺められたり、する父。 という…

ケータイ短歌とモディリアーニ

無事に「夜はぷちぷちケータイ短歌」に出演してきました。 今回は声優の牧野由依さんとご一緒しました。 打ち合わせ時に、だいたひかるさんが、コーヒーを飲みながらアセロラのキャンディーを舐めたらすごい味になってしまいました、という話から、アマレッ…

おがたQ、という女

藤谷治氏の小説『おがたQ、という女』(小学館文庫)の解説を書きました。 発行は6月11日になってます。そろそろ並ぶのかな。 単行本の女性の絵もインパクトがあったけれど、文庫では、まなざしが強い女の子の写真になってます。 藤谷さんの、雪崩のよう…

閉塞の日々

食料品を手に入れるためだけにしか外出しない人のことを書きながら、そういう生活を実践してしまっている今日このごろ。 今日、家族以外で会った人。 マンションの掃除の人。 マンションの受付の人。 マンションのエレベーターですれちがった夫婦。 スーパー…

「Pooka+」酒井駒子さん特集

6月に入ったとたん、しとしとと冷たい雨が降っていますが、こんなふうに寒い、と感じたことはなかったような。 「Pooka」の別冊「酒井駒子 小さな世界」に、エッセイを寄稿しました。 酒井さんの魅力がぎっしりつまった、これはもう、永久保存版であります…

阪神がえり

30日に、神戸女学院大学の音楽部の会議室にて、「こどもの詩」コンクールの審査会。 松岡享子審査委員長のもと、無事に入賞者を決定しました。 初めてお会いした松岡さんは、とてもやさしくて懐の深い方で、こどもの発するエネルギーをどっしりと受け止め…

鳩サブレーを買いに

明日、「こどもの詩のコンクール」の審査員をつとめるため、兵庫県西宮市にある母校へ行きます。 大学は(記憶では)たいへんな山の中にあり、四年間通ったけれど、道をすっかり忘れました。 タクシーで向かう予定です。 夜は実家に寄るので、お土産の鳩サブ…

もやもや

月末閉め切りの原稿についてもやもや考えつつ、事務的な作業。 は、両立するはずもなく、もやもやしたまま過ぎ去った一日であった。 であった。と言っていてはいけないのだが。 今日発売の「an.an」で、『さようなら窓』の著者インタビューを掲載していただ…

穴埋め問題

来月、中国地方の高校で講演をする予定なのですが、そのレジュメをつくるために、「ぷらむ短歌会」で長年宿題としてつくってきた、短歌の穴埋め問題を高校生たちにもやってもらうことにしたのでありました。 短歌会での会員の回答が、楽しかったなあ、としみ…

さされにくくなりたい

小説の一行を確認するために、とある森の中へ。 むきだしの足首あたりを、どんどん蚊にさされてしまう。 まだ5月なのに。 虫よけスプレーを塗っておけばよいのかもしれないけど、あれはちょっと匂いが苦手でもあるし、淡く毒を塗っているようなものでもある…