明日のブックレビューなど

きのうの「かもめ」は、沼野充義氏による新訳のもので、堅実な演出ながら、生身の人間性が感じられる、すばらしい舞台でした。


今日は、これから某小説のために、某所に取材に行ってきます。
少々緊張しそうな場所なのです。


明日28日の「週刊ブックレビュー」で、藤谷治さんが『さようなら窓』をご紹介くださるそうです!
【放 送】 28日(土)午前8:30〜9:24【再放送】29日(日) 午後11:45〜翌0:39
詳細は

http://www.nhk.or.jp/book/prog/index.html


昨日の短歌の穴埋めは「にんぎょ」でした。
・「なんかこれ、にんぎょくさい」と渡されたエビアン水や夜の鉄橋  穂村弘

にんぎょ。ひらがながのところがまた、なまなましくて、すてきです。その肉を食べると永遠の命を得られるという日本の伝説の人魚の方を思いました。
穂村さんといえば、「伊藤整文学賞」「短歌研究賞」に続き、

穂村さん、石井陽子さんとの共同作品、『It's fire, you can touch it』(「火よ、さわれるの」)がアルス・エレクトロニカ賞を受賞されたそうです。↓
http://media-arts.cocolog-nifty.com/festival2008/2008/06/29_9bcd.html


おめでとうございます。〜^^〜。


*今日の短歌
・本といふ「**」を買ひて歩みゆく街上はけふ涼しき風吹く


来週から7月だというのに、ちょっとひんやりしてますよね。