鳩サブレーを買いに
明日、「こどもの詩のコンクール」の審査員をつとめるため、兵庫県西宮市にある母校へ行きます。
大学は(記憶では)たいへんな山の中にあり、四年間通ったけれど、道をすっかり忘れました。
タクシーで向かう予定です。
夜は実家に寄るので、お土産の鳩サブレーを買いに新宿の小田急へ。
3月に帰省したとき、地元のデパートでおシャレそうなお菓子を手土産にしたら、母が「鳩サブレーを持ってきてくれると思ったのに」とつぶやいていたので、これは買わねばなりませんですね、ということで。
「鳩サブレー」、カジュアルなお菓子にみえて、鎌倉と東京のいくつかのデパートでしか売っていないようである。なのになぜ、誰もが一度は必ず口にしたことがあるんだろう。
さて、昨日の歌の正解は「表札」でした。
初夏の雨にぬれたるわが家の白き表札のさびしかりけり 前田夕暮
悲しいできごとがあったあとに詠まれた歌ではないかと推測してしまいます。
今日も初夏の雨が降っていましたが、思いの外、つめたくて、みどりにあふれていても、さびしい感じがしたことでした。
そして今日の歌は。
月の光を気管支に溜めねむりゐるただやはらかな * * のやうに
この歌も言い得て妙なのですよ。