2009-10-01から1ヶ月間の記事一覧

ハチドリを撮影したいから動物園に行く、という髭さんにつきあって、動物園へ。 秋の日の昼下がりに、モノレールにゆられて。 多摩動物公園の蝶の舞う昆虫館は、『長崎くんの指』の中の短編「バタフライガーデン」のモデルです。 十数年ぶりに訪ねると、あの…

ベランダから見えた月。 家人の撮ったもの。天体望遠鏡にカメラをセットして。 こんなふうにクレーターが見えると、光ではくて岩的なものなんだなあと感じます。 今日は映画「沈まぬ太陽」についての文章を書いていました。 11月7日発売の「週刊現代」に…

お知らせ

明日(29日/木)の朝5時5分〜5時35分に、藤谷治さんゲスト出演(題が電話)の「NHK短歌」が再々放送になるそうです。 午後、H社のHさんとKBD書店のWさんとランチ&会食。 書店の一日の流れや、新刊の話など。 武田鉄矢のナレーションのおふ…

空がまぶしい。 こんなにお天気のよい日に、日がな一日家にこもって原稿。 夕方、スーパーでケチャップを買いながら、トマトケチャップス、という名前の女子高生の漫才トリオのことを思いつく。 そしてその会話を想う。 「自己紹介しますー。右から」 「トマ…

朝から雨が降って寒い。 風に冬の気配がする。風向きがかわったのだと思う。 11月の選歌を迷いつつ、決定し、FAXにて送付。 その他、校正と改作と夢想と。 夕ご飯に、蛸、青じそ、トマトをたっぷり入れたリゾットをつくる。 いつか行った、ポルトガル料…

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・「週刊読書人」10月30日号 吉田篤弘著『圏外へ』書評 池袋の芸術劇場へ、五反田団の芝居を観にゆきました。 今年三島由紀夫賞を受賞した前田司郎さん作・演出の「生きているものはいないのか」「生きてるものか」の二本立てを、両方観劇しました。 「…

今日は、今日封切りの映画を朝一番の回で観にゆきました。連載のコラムのために。 思ったよりひんやりとしていて、めずらしく午前中に外出したからかと思いましたが、映画館を出るときもひんやりとしていたので、急に冷えた一日だったのですね。 夕方から雨…

適度な風。適度な陽光。 一年中でいちばん洗濯物を干すのが気持ちいい季節かもしれません。 先日偶然テレビでみた、タオルをふっくくらと干す方法(5回くらいはげしくふって、逆毛がたつ方向になでる)をすると、ふんわりしてこころなしか吸水率も上がる気…

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・「短歌研究」11月号 「机の裏はつめたくはない」新作20首。ひさしぶりのまとまった連作です。ご覧いただけるとうれしいです。 この号、中高生の短歌、戦後短歌、新鋭の短歌、と読みどころがいろいろ。 早稲田短歌会の服部さんの歌に、今日はとても惹か…

かばんの合宿 みんなで机をきれいに整理してトランプをはじめる 札をあつめていくゲーム どういうゲームなのかを高原英理さんにきくと、そりゃあ、じーんとするためだと言う じーんとする、と佐藤弓生さんが真顔でくりかえした 深く納得するわたし という夢…

仕事をしていたら、いつの間にかうしみつどき。いや、夜があけそう。 眠って起きて、神保町へ。 新聞連載エッセイの担当者とカフェ古瀬戸で面会していると、ドアを開けて入ってきた作家のF永Sさん! 金曜日にお会いして、家が近いので一緒に帰ったばかりなの…

公園のベンチで本を読んでいたら、ぼそぼそと背後から声がする。 いつもここでトレーニングするってオレ決めてんだよ、べつにいいけどさ……というような。 え、邪魔だって言ってる? と理解して、するすると立ち去ると、べつにいたっていいんだよ……と、腹筋し…

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・「NHK短歌」11月号(10月20日発売) 「言葉の不思議 色を使う」 上達のワンポイント(短歌穴埋め問題) 9月の入選歌と佳作・今月の「東直子 言ノ葉ノ箱」更新されました。 http://blog.chugoku-np.co.jp/fureai29/・明日、18日(日)午前7時〜7…

きのうの夕方、山の上ホテルに。 神保町から徒歩5分と書いてある。 もちろんなんどか行ったことがありますし、神保町の学士会館にはここのところ月に一回は行っている。神保町の脳内俯瞰図もようやくできてきた。 学士会館からふうってお茶の水方面に行った…

朝、いやなような笑えるような夢から覚めたら、右こめかみの偏頭痛。 肩も痛く、風邪っけかもしれません。 原稿。予定通りすすまず。「言ノ葉ノ箱」は書きました。写真から名前を検索するのは、少しだけ難儀。 他に冬のエッセイを書かなくてはいけない。え、…

カメラのバッテリーを充実させて外出。 まずは、フラワーガーデンで花やハーブを楽しみつつ撮影。 なんどかぷらむ短歌会の吟行でも来たところ。みんな元気にしてるだろうか。温室の自由ノートを読むのがひそかな楽しみ。定年退職後の夫が四六時中いる家の息…

原稿とゲラの仕上げと送付。夕方、フォトエッセイのための写真を撮りにいく。 歩道橋の上から、下を通る車の光を撮ろうと待ち構える。 紺色のラインの入ったバスが、よいぐあいに通りかかる。これがゆきすぎるところを後ろから撮ろうとしたら、電源のマーク…

来月出版予定の『らいほうさんの場所』の再校のチェック。 昨年「別冊文藝春秋」に連載していたものです。 ゆっくり手を入れていたのですが、ようやく外海に出ることができそうです。 最初は舞台の密室劇のようなものとして素材を思いついたのですが、ミステ…

朝、きれいに空がはれわたっていて、暑くも寒くもなく、ほんとうに気持ちのよい日和。 一年中今日のような日だといいのに、とこころから思ったり。 でも、変化がないとつまらなすぎる、変化をおくれなさい、と空に思うようになるのだろうか。 原稿、美容院、…

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「週刊現代」10月24日号「東直子のミミヨリコヨリ」 ジャームッシュの映画「リミッツ・オブ・コントロール」について書きました。 とりたててなにも起こらず、ほぼ一日家にいて、こまごまとしたことを。 今日のためにではなくて、いつかくる日のための準…

家を片付けつつも身体がうまく動かない。 午後には頭痛もしてきたので、ベッドでしばし休む。うたた寝ののち、起き上がってケータイ短歌の選歌。 「食」とBGM短歌。 買い物にでかけると、とてもひんやりする。 調子が悪かったのは、寒くなっていたことに気づ…

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デザイナーの名久井直子さんの装丁フェアが青山ブックセンターの六本木店で開催されています。 詳細↓ http://www.aoyamabc.co.jp/12/12_200909/post_488.html名久井さんには、私も、小説『長崎くんの指』『さようなら窓』、絵本『あめぽぽぽ』、文庫の『回転…

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・「文學界」11月号金原ひとみ『憂鬱たち』書評「冷静な憂いとおかしな男たち」 ・「毎日新聞」10月11日(日)「愛の歌を読む」(エッセイ)

10月放送分のNHK短歌の収録。 今月のお題は電話。ゲストは、作家の藤谷治さんです。 台風せまる東京の雨粒をしたたらせて、ワイルドにスタジオに到来された藤谷さんは、今日もとても愉快でエネルギッシュ。会えば元気になれる雰囲気がうれしい人です。 …

家に帰ったら夢のように部屋が片付いているわけもなく。あれやこれや。 「愛の歌を読む」を書きました。 今回は雪舟えまさん、来嶋靖夫さん、小高賢さんの家族の歌について。毎日新聞11日(日)掲載予定です。 ]仙台文学館の中のこれは [%7C森林の道をイメ…

出演情報

10月11日(日)午後8時〜 NHKラジオ第1 「夜はぷちぷちケータイ短歌」に出演します。よろしくお願いいたします! 詳細↓ http://www.nhk.or.jp/shibuz/tanka/index.html

森林公園でクラシックフェスティバルをやっているとのことだったので、散策。小さな舞台の上で、トロンボーンを抱えたおじさん3人が、今から「となりのトトロメドレーです」と演奏をはじめた。あの、耳馴染みの音楽。ところで、トトロは、クラシック? 旋律…

昨夜、家を出るときに開いたままだった押し入れの襖をあわてて閉めたら、思い切り左手小指を挟んでしまいました。 一瞬意識が飛びそうになりました。指先が少しだけ破裂した感じになりました。日常も、油断は禁物ですね。 そんな自ら起こした小さな不運を乗…

わたしたちは、はぐれた子どもをさがしていた。道を選んでさがしていた。 なかなか会えない。もう少し先にはきっと。 ガソリンスタンドの中から、青いつなぎを着た小さな女の子が出てくる。おかっぱのこめかみのところから小さい三つ編みをたらして。いつも…

午後、阿佐ヶ谷へ。 昔「かばん」に在籍していた知人が店長をしている、「阿佐ヶ谷サンクチュアリ」というネットカフェを訪ねました。 チェーン店ではなく、個人経営のネットカフェで、今年はじめに大改装をして、全面禁煙を敢行、手作りのご飯、こだわりの…