明日から

今月中盤以降遅れがちになっていた原稿、週末から今日にかけて、エッセイ三つと書評一つと小説の校正が一つ。
なんとか仕上げて、やっと遅れているものがなくなった。はればれ。
最近なぜかエッセイの依頼が多く、「母の友」や「くらしの手帖」という真面目そうな雑誌や「週刊甲子園の夏」なんてものまで。どうして私が甲子園好きだと、ばれたのだろう。見本誌の、桑田や松阪の球児時代の写真など、見入ってしまいました。
また、夏がくるのですねえ。


トップページにも記載しましたが、7月1日より、毎週火曜日、四回にわたり、NHKラジオで『とりつくしま』のラジオドラマの第2弾がはじまります。午後9時30分〜55分。 「トリケラトプス」「ささやき」「マッサージ」「レンズ」です。
詳細↓
http://www.nhk.or.jp/radiodir/kayou/


さて昨日の歌の穴埋めは、「期待」でした。
・本といふ「期待」を買ひて歩みゆく街上はけふ涼しき風吹く      安立スハル


ずっと欲しかった本を手に入れたのでしょうか。とても気持ちがよさそうです。
安立さんは2年前に亡くなられたのですが、生前に出版された本は、40年以上前の『この梅生ずべし』のみ。『安立スハル全歌集』が柊書房から出ました。


今日の短歌は


・浴室の磨硝子の向かうに屈む子を大きな * のやうにも思ふ


です。