2007-01-01から1年間の記事一覧

朗読会@明治学院大学

短歌日記を残して、今年の締め切り仕事は、終了。 来年度の新連載の原稿も無事に通り、年末はちょっと一息つけるかな。 年賀状はまだこれからですが。 年賀状と引越挨拶を兼ねるのって、失礼なのかしら、と思うけど、兼ねますね。 そして、来年1月の朗読会…

育ててみるとかわいい

某出版社からシクラメンをいただいた。 ここからは夏にも鉢植えが送られてきて、それはセントポーリアとカランコエなどの寄せ植えなんだけれど、枯れたものを取り除いてできた隙間に、セントポーリアの葉っぱを植えておいたらそこから芽が出て葉が出て、それ…

酒井駒子さん

「Pooka」から依頼された酒井駒子さんについてのエッセイを書く。 酒井さんの絵は、以前より大好きで、私の片思い高じて、『長崎くんの指』の帯文までお願いしてしまいました。 こころよく引き受けてくださって、とてもうれしかったです。 エッセイはとても…

キノベス2007

紀伊國屋書店スタッフが読んで選んだ今年のベストブック「キノベス2007」に、『とりつくしま』が選ばれました! ↓ http://www.kinokuniya.co.jp/01f/kinobes/2007/書名をクリックすると、書評も出てきます。お読みいただけるとうれしいです。 投票してくださ…

富山収録

先週の9日に、富山で公開収録をしました「土曜の夜はケータイ短歌」の放送が、今夜午後9時5分〜55分、NHK第一ラジオで放送されます。MCはふかわりょうさん、ゲストはミュージシャンの甲斐名都さんです。 詳細は↓ http://www.nhk.or.jp/tanka/index…

12月号、1月号

『現代詩手帖』12月号こと、『現代詩年鑑2008』に、アーサー・ビナード著『左右安全』評を、「すばる」1月号にC.N.アディーチェ著『アメリカにいる、きみ』の書評を寄せています。年は明けていないけれど、新年号がぼちぼちとどきはじめて、こころははや…

最終回

今日発売の「an.an」に今年1月から連載がはじまりました「さようなら窓」の最終回が掲載されています。見届けていただけると、うれしいです。 一年、長かったような、あっという間だったような。思い返せば、いろいろあった忘れられない一年でありました。…

引越し準備中

前回の日記からちょっと間があいてしまいました。 間があくと何を書いていいか分からなくなってしまいますが、元気に、いそがしくしていました。 二年前に引越しをしましたが、来年二月にまた引っ越す予定です。 そんなに遠くはないけれど、あれやこれや決定…

サイン会無事終了

昨日は丸の内の丸善での『回転ドアは、順番に』(ちくま文庫)のサイン会を穂村弘さんと一緒につとめさせていただいきました。 仕事帰り、学校帰り、就活帰りのみなさま、お忙しいところ、たいへんありがとうございました! 文庫に二人でサイン、ってどんな…

シホユ

間が空いてしまいました。 11月9日は、岡井隆さんの藤村記念歴程賞受賞のお祝いに、16日は、集英社四賞の授賞式に参加しました。今日は、テレビのコラムの原稿を一つ仕上げてから、地元のスタバへ。 ↓こんなアニメーションをみたため、つられてしまった…

来月、富山にて

12月9日(日)に、「土曜の夜はケータイ短歌」の公開録音を富山にて行います。 ↓こちらで申し込めるようです。 http://www.nhk.or.jp/toyama/event/191209tanka.htm 放送は12月15日(土)。 富山近辺の方、よかったらご参加くださいませ。 富山に行く…

いくらづくり

先日、友人が「すじこをいくらにほぐすのがたのしい」ということをうっとりと語っておられたのをふと思い出し、買ってきました、生すじこ。 そして、やってみました、ぬるい塩水の中でのすじこほぐし。 ほろほろしたり、からみついたり、を、ぐいっと、そし…

読書の賢人

昨日告知しました、児玉清さんの日本経済新聞の記事「今年、私の胸に響いた10冊の本」は、 ↓の「読書の賢人」のサイトにも掲載されています。http://kenjin-book.com/kenjin/3-osusume.html 『とりつくしま』は、試し読みもできますので、未読の方、ぜひの…

明日のことなど

先週、平日にでかけた分は週末に、さくさく仕事をこなす、はずが、まるではかどらず。ちょっとお腹が痛くて、不調です。 さてさて、明日放送予定の番組に参加しました。 NHKBSデジタル衛星ハイビジョン 11月5日(月)午後8:00〜9:50 「永遠の風神雷神…

東京転々

もうすぐ三木聡監督の映画「転々」が封切りされるので、楽しみにしているのですが、昨日は、私的転々をしていました。 お昼に仙川の桜の木の前で、ふらんす堂の山岡喜美子さんと詩人の手塚敦史さんと待ち合わせをして、仙川を案内していただきながらランチを…

ゲキ×シネ観賞

昨日、「朧の森に棲む鬼」のゲキ×シネを新宿のシネコンで観てみました。 舞台(時間軸や空間の不合理の超越)と映像(役者の繊細な表情)のいいところ撮り、で、ゴージャスな世界を堪能できました。 エンタメ色の強い映画はあまり観ないのだけど、舞台での肉…

ライブ覚え書き

28日、赤坂ノミド音楽会に朗読で参加し、「ロージン」と短歌の連作「当事者は月を見たか」と「ついずい」を、「すももアンサンブル」(吉田茂生さん(g)、藤原敏弘(p)、ひろたえみさん(vo))の方々とBrett Letter(琴)とのコラボレーションという形で…

文庫版『回転ドアは、順番に』刊行

『回転ドアは、順番に』穂村弘+東直子(ちくま文庫)580円(本体価格)が、11月9日(金)に刊行されます。 刊行を記念して、穂村弘さんと東直子によるサイン会が、丸善丸の内本店で開催されます。 日時:2007年11月21日(水)19:00〜 会場:丸善丸の内本店…

『ミス・ポター』

連載原稿の最終回を書き終えてから、映画『ミス・ポター』を観るために新宿へ。 『ピーターラビット』って、こんなふうにできたんだなあ、としみじみしました。 話の中心は、ラブロマンスと両親との確執でしたが、大人の内気な恋にふさわしく、しずかな演出…

小豆日和

きのうは内田百けん(この「けん」の字はいつかパソコンでも打てるようになるんだろうか)の文庫解説(中公文庫『恋文』)執筆などなど、家にとじこもっておりました。 近代の世界を読んでいるせいか、作業中に、妙にあんこ系のものが食べたくなって、自分で…

朗読します

久々に、朗読をいたします。 「ぷらむ短歌会」の元会員の久米貴さん、ひろたえみさんが定期的に開いているライブでのゲスト参加です。 たぶん、小説と短歌を読みます。 赤坂ノミド音楽会vol.10 10月28日(日) 赤坂「橋の下」 http://www.asahi-net.or.jp/~q…

青山ユニマット美術館

知人に、青山ユニマット美術館(http://www.unimat-museum.co.jp/)で、私の好きなアンドリュー・ワイエスの絵が14日まで展示してあると教えてもらったので見に行く。ワイエスは、メーン州の荒涼とした風景の水彩画、テンペラ画が中心。 美術館は、シャガ…

インテリア雑貨

暮らしの手帖別冊『わたしの好きなインテリア雑貨』に、雑貨とインタビューが掲載されています。 わたしのメインで紹介していただいた雑貨は、木内達朗さんのお店で買った青いお皿と、ニヒル牛で買った青い卵の手作りろうそくです。他に、姉の描いてくれた油…

贋作『とりつくしま』

『とりつくしま』を読んだ人から、自分だったら何にとりつくかなあ、と思った、という話はよくお聞きしていたのだけど、とうとう、文章化されたものが出ました! 「かばん」10月号で、千葉聡さんと茂泉朋子さんと佐藤弓生さんに「贋作『とりつくしま』」を…

失敗…

きのうの夕方から水につけておいた白花豆、朝起きてみると、中身まで水が浸透したとみえて、皮の皺ものびきって、乾燥前のつややかに白い姿を水の下に沈めておりました。 よしよし、とまずは、弱火で茹でて、茹でこぼし、あく抜き。その後水を足してことこと…

芋と豆

午前中、連載小説執筆。豆を煮る場面を書こうと思う。 豆は以前、なにかにとりつかれたように、大豆、金時豆、小豆など煮ていたことがあったけれど最近つくってなかったなあ、と思い、続きはほんとうに豆を煮ながら書こうと思い立つ。 というわけで小説は一…

こんなにお天気のよい日に

土曜日、某契約の打ち合わせ(ややこしい)、後ラジオ。「駅名短歌」がおもしろかった。駅の名前って、名前だけで胸に沁みるものがある。この名を毎日毎日思いながら生きているひとが、この世に何人も何人もいるのだ、と思って。 日曜日、所沢の小手指の 三…

季節の変わり目頭痛日和

今日は「an.an」の連載掲載号発売日。今回で10回目。タイトルは「ホラン」です。 物語も終盤なのですが、どうしたものか、思案中であります。 寄稿した、今月の「ダ・ヴィンチ」の中島みゆき特集のページがそのままCD販促用のフリーペーパー(写真)とし…

配達のついでの集荷の提案

来月出版予定の『回転ドアは、順番に』(ちくま文庫)の再校を、夜中にポストに出しに行く。 今の住まいのいちばん気にいっているところは、ポストが近いこと。 建物の前の道にあるので、夜中でも気軽にサンダルでひょい、と出しに行ける。 でも、思うのだけ…

来週の予定など

昨日の松野志保さんの批評会は、歌人以外のパネリストも参加し、歌集の特色であるBLやゴスの話など、多岐にわたる意見が交わされて、興味深い会だったです。歌人だけの集まりとちがって、論点が最初から違う部分もあり、批評を交錯させることが難しく。 懇…