2007-10-01から1ヶ月間の記事一覧

ライブ覚え書き

28日、赤坂ノミド音楽会に朗読で参加し、「ロージン」と短歌の連作「当事者は月を見たか」と「ついずい」を、「すももアンサンブル」(吉田茂生さん(g)、藤原敏弘(p)、ひろたえみさん(vo))の方々とBrett Letter(琴)とのコラボレーションという形で…

文庫版『回転ドアは、順番に』刊行

『回転ドアは、順番に』穂村弘+東直子(ちくま文庫)580円(本体価格)が、11月9日(金)に刊行されます。 刊行を記念して、穂村弘さんと東直子によるサイン会が、丸善丸の内本店で開催されます。 日時:2007年11月21日(水)19:00〜 会場:丸善丸の内本店…

『ミス・ポター』

連載原稿の最終回を書き終えてから、映画『ミス・ポター』を観るために新宿へ。 『ピーターラビット』って、こんなふうにできたんだなあ、としみじみしました。 話の中心は、ラブロマンスと両親との確執でしたが、大人の内気な恋にふさわしく、しずかな演出…

小豆日和

きのうは内田百けん(この「けん」の字はいつかパソコンでも打てるようになるんだろうか)の文庫解説(中公文庫『恋文』)執筆などなど、家にとじこもっておりました。 近代の世界を読んでいるせいか、作業中に、妙にあんこ系のものが食べたくなって、自分で…

朗読します

久々に、朗読をいたします。 「ぷらむ短歌会」の元会員の久米貴さん、ひろたえみさんが定期的に開いているライブでのゲスト参加です。 たぶん、小説と短歌を読みます。 赤坂ノミド音楽会vol.10 10月28日(日) 赤坂「橋の下」 http://www.asahi-net.or.jp/~q…

青山ユニマット美術館

知人に、青山ユニマット美術館(http://www.unimat-museum.co.jp/)で、私の好きなアンドリュー・ワイエスの絵が14日まで展示してあると教えてもらったので見に行く。ワイエスは、メーン州の荒涼とした風景の水彩画、テンペラ画が中心。 美術館は、シャガ…

インテリア雑貨

暮らしの手帖別冊『わたしの好きなインテリア雑貨』に、雑貨とインタビューが掲載されています。 わたしのメインで紹介していただいた雑貨は、木内達朗さんのお店で買った青いお皿と、ニヒル牛で買った青い卵の手作りろうそくです。他に、姉の描いてくれた油…

贋作『とりつくしま』

『とりつくしま』を読んだ人から、自分だったら何にとりつくかなあ、と思った、という話はよくお聞きしていたのだけど、とうとう、文章化されたものが出ました! 「かばん」10月号で、千葉聡さんと茂泉朋子さんと佐藤弓生さんに「贋作『とりつくしま』」を…

失敗…

きのうの夕方から水につけておいた白花豆、朝起きてみると、中身まで水が浸透したとみえて、皮の皺ものびきって、乾燥前のつややかに白い姿を水の下に沈めておりました。 よしよし、とまずは、弱火で茹でて、茹でこぼし、あく抜き。その後水を足してことこと…

芋と豆

午前中、連載小説執筆。豆を煮る場面を書こうと思う。 豆は以前、なにかにとりつかれたように、大豆、金時豆、小豆など煮ていたことがあったけれど最近つくってなかったなあ、と思い、続きはほんとうに豆を煮ながら書こうと思い立つ。 というわけで小説は一…

こんなにお天気のよい日に

土曜日、某契約の打ち合わせ(ややこしい)、後ラジオ。「駅名短歌」がおもしろかった。駅の名前って、名前だけで胸に沁みるものがある。この名を毎日毎日思いながら生きているひとが、この世に何人も何人もいるのだ、と思って。 日曜日、所沢の小手指の 三…

季節の変わり目頭痛日和

今日は「an.an」の連載掲載号発売日。今回で10回目。タイトルは「ホラン」です。 物語も終盤なのですが、どうしたものか、思案中であります。 寄稿した、今月の「ダ・ヴィンチ」の中島みゆき特集のページがそのままCD販促用のフリーペーパー(写真)とし…

配達のついでの集荷の提案

来月出版予定の『回転ドアは、順番に』(ちくま文庫)の再校を、夜中にポストに出しに行く。 今の住まいのいちばん気にいっているところは、ポストが近いこと。 建物の前の道にあるので、夜中でも気軽にサンダルでひょい、と出しに行ける。 でも、思うのだけ…