ウドンゲ

higashinaoko2008-07-24

23日の昼に、森下のベニサンピットへ「ウドンゲ」を、絵本作家の本下いづみさん、翻訳家の那波かおりさん、イラストレーターの福井若恵さんとともに観劇。
篠井英介さん、深沢敦さん、大谷亮介さんの三人による「三軒茶屋婦人会」の公演。
篠井さんは、以前から好きな役者さんだったし、チラシを見ておもしろそうだったので。
高校時代の同級生が、30年ぶりの再会を果たした50歳の女3人が、雨漏りのするアパートで、ただひたすら夜通し話をするというだけの設定なのだけど、じんわりおかしくて、哀しくて、毒があって、けっきょくのところ、いとおしくなる、そんな芝居でした。
普通の女の人を男3人が演じて、普通の女優さんが演じるより自然でリアルなのは、役者さんたちの心意気なのかな。三軒茶屋婦人会、また観にゆきたいです。


観劇後、両国の「安美」(那波さんおすすめ)でちゃんこ。真夏だったけど、冷房で冷えた身体に、野菜たっぷり、出汁たっぷりのちゃんこは、乙で、おいしかったです。


24日の夕方、徒歩3分にある天然温泉の銭湯へつかりに。
ぼうっと露天につかって、老若の裸が淡い光の中でゆっくりとゆきかう様をながめながら、遠い昔にいるような、はるか未来に来たような気になる。