2011-01-01から1年間の記事一覧

午前。 リビングとダイニングのレースのカーテンをはずして洗濯、脱水後そのままつるしてかわかす。冬日をすかしていい匂い。 午後、バッテリー復活したばかりの車でいろは坂までドライブ。 まがりくねった道の上で、ほんのりつぼみをつけた桜の枝が空にのび…

部屋の片づけ、掃除。 買い出しに行こうとしたら、車のバッテリー上がり。 JAFのお世話に。 エンジンがかかるようにしてもらったあと、30分以上走り続けた方がいいということで、以前住んでいた街まで走らせる。 以前住んでいた建物が白い覆いに囲われてい…

昼、経堂へ。 カボと待ち合わせて昼ご飯。 すずらん通りをてくてくと歩いて、絵本と雑貨のお店、ウレシカ(http://www.uresica.com/)へ。絵本作家のどいかやさんのtwitterを追いかけていて知った、とてもかわいいお店です。 絵本のコーナーに自分の絵本(く…

雲がかすかに浮いているけれど快晴。 朝、ごぼうとしめじとあぶらげの炊き込みご飯(またの名を冷蔵庫在庫整理ごはん) 午前中、「この絵本が好き」エッセイ執筆。送信。 昼、冷蔵庫在庫整理ふたたび。 片づけ後出発。 仙山線はホームに着いた電車のドアをボ…

夕方までかかって年賀状完成。 ポストに投函に行くと、ちょうど郵便屋さん(女性)が郵便物を取りに来る。 こちらに入れてください、と差し出された袋の口は四角でした。ポストと同じ四角。四角の中に、輪ゴムで80枚ずつくらいまとめた四角い年賀葉書をと…

25日から仙台に髭さんのいる仙台に来ています。 髭さんが大学に行っている間、私はずっと年賀状を作ったりしています。 今年の年賀状は、カボにデザインをしてもらえなかったので、拍子抜けする感じのデザインですが、そのかわり、梵字のようなタツノオト…

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・「歌壇」1月号「水のある風景、水の歌13 水の境界」 リレーエッセイ+新作1首 ・「小説すばる」1月号 短歌特集 「奇遇のあした」7首(テーマ・希望) ・「Webちくま」更新 http://www.chikumashobo.co.jp/new_chikuma/ 「キオスクのキリオ アジサイ…

夕方、赤坂の「橋の下」へ。 久米貴さんプロデュースのひろたえみ聖誕祭ライブにお招きいただきました。 私は、『十階』一週間分と、「飛ぶ教室」に掲載した「コニャック先生の船」と「三人のユタ」を朗読し、雪舟えまさんと、かけあいの即興話をしました。 …

昨日の夜、左目が炎症を起こしたらしく、半分赤い。夜、リンと待ち合わせをして、近所のイタリアンレストラン、プリマヴェーラでご飯。 レストランの人が、私の本を読んでくださっていたことが分かり、今夜も感激。 とろとろにとろけた牛肉のワイン煮がそれ…

夕方、青山一丁目のNHKカルチャーへ。今年最後の短歌教室です。 題詠「夜」と自由題。 夜、という素材は、情景を現すものとして無意識に使う言葉ですが 、夜そのものを考察して捉え直した作品に個性が光っていました。 たいへん冷える夜空の下を少し歩い…

夕方、早稲田大学へ。 早稲田短歌会部室にて、雑誌「早稲田短歌」のインタビューを受ける。 インタビュアーは山階基さん、写真は吉田恭弘さん。

松谷みよ子さんの小さいモモちゃんシリーズの文庫版の3冊目、『アカネちゃんの涙の海』の解説を書く。 夕方までかかってやっと書き上げ、送信。 野間文芸賞授賞式へ。 児童文学の賞の審査員でもある松谷みよ子さんにお会いしてご挨拶。モモちゃんのモデルの…

ヤナギヤさんとヤナギヤさんのお友達とともに、代々木八幡で待ち合わせ。 富ヶ谷のパン屋ルヴァンの隣のカフェでご飯を食べつつクリスマスカード展を見る。 12月の初めの油断した格好に極寒の空気にふるえあがりつつ、西荻へ移動。 しおたまこさんの手作り…

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・「復興書店 Words & Bonds」 「銀」(7首) http://blog.fukkoshoten.com/?cid=33308 ・「Webちくま」 「キオスクのキリオ シャボン1,2」(連作短編) http://www.chikumashobo.co.jp/new_chikuma/higashi2011/index.html ・「短歌」12月号 俵万智特…

昨日たくさん歩いて気持ちよかったこともあり、神田から渋谷のNHKへ移動するのに、少し歩いてみようとふと思い立ち、歩く。 5時にはとっぷりと日の暮れた東京の真ん中を、荷物を背負ってとぼとぼ。暗いお堀を右手に見ながら何人ものランナーと擦れ違いま…

昼、なんとなく散歩しているうちに神田明神から湯島天神をめぐって上野、秋葉原をめぐる。 まだそれほど寒くなく、あるいているとあたたまって、ちょうどよい散歩日和でした。 夜、七針へ。 森山和人さんの写真に雪舟えまさんの短歌とのコラボレーション。1…

NHKカルチャー講座「短歌はじめました。」秋冬講座第2回目。 今月の宿題は「鳥を詠んだ歌」。 なぜか雀よりも鳩よりも、クジャクが人気でした。 ミニミニ講座「覚えておきたい秋の歌」は、杉崎恒夫さんのリバイバルされた歌集『食卓の音楽より』 ・かなしみ…

夕方、下北沢へ。 赤刎千久子さんと喫茶店「いーはとーぶ」にて打ち合わせ。 ARTISTに移動し、午後7時より、赤刎さん企画の朗読会「東京音図」。 朝、とてもいい天気だったのに夜には雨がちらつく中、たくさんの人に来ていただき、ほんとうにうれしかったで…

夕方、東池袋、「あうるすぽっと」へ。 俳優座公演「ある馬の物語」観劇。 トルストイの原作を、眞鍋卓嗣さんが、シンプルな装置の中で、現代音楽や舞踏の要素を取り入れた美しい舞台を作り上げていました。けなげな一頭の馬の運命と願いは、普遍的なテーマ…

午後、下北沢へ。 世田谷文学館企画の萩原朔太郎イベント「ロックの国の朔太郎」を聞きに行く。 町田康さんと林浩平さんの対談と林さんのバンドによるライブ、女性詩人による自作詩と朔太郎の詩の朗読の3部立てでした。朔太郎の自意識の持ち味について、聴…

午後、日本出版記念会館へ。 2009年1月に亡くなった森岡貞香さんの没後三冊目の歌集『帯紅』(砂子屋書房)刊行を記念しての森岡さんの歌を語り合うシンポジウム。 馬場あき子さんや岡井隆さん、小池光さん、永田和宏さんらがそれぞれの思い出を語り、…

夜、渋谷へ。 ひらたよーこさんと矢野誠さんのライブ@クワトロへ。 谷川俊太郎さんの詩集「クレーの天使」と「少年」を歌にしたもの。 谷川さんご自身による朗読もありました。 谷川さんの素朴で芯のある声が開けてくれた心の表戸から言葉がゆっくりと入っ…

午後、如水会館へ。 第23回「歌壇賞」選考会。 私は第7回の受賞者ですが、初めて選考委員として参加することになりました。あれから16年、自分の後輩のために力を貸せることが、素直にうれしいです。伊藤一彦さん、今野寿美さん、内藤明さん、道浦母都…

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・「週刊朝日」11月11日号にて『私のミトンさん』の書評が掲載されました。 ・「毎日新聞」11月13日(日)朝刊 「命の歌を読む」(エッセイ) 大西民子、今井恵子、永田和宏各氏の歌に言及しました。タイトルは「故人の記憶」です。 ・「短歌新聞」…

学士会館へ。 現代歌人協会理事会。 来年度の理事会主催の短歌大会についてなど話す。 これの委員長なので、いろいろと決めてゆかねばなりません。 会の前の軽食は、若鶏のグリルとハーブの前菜と鰤のあんかけソテー細切り大根添えでした。

神保町へ。 先月急逝された蓮菩さんこと佐々木美季さんの追悼特集号について話しあうために久々に恒信風会議。 献杯後、天城荘若女将だった蓮菩さんの様々な思い出をおりまぜつつ、飲酒しつつ、内容をかためていきました。 木綿さんがiPhoneで議事録をとって…

朝目が覚めて空を見ると、うろこ雲が朝日に焼けていて、とてもきれいでした。 ・冬の陽のそれも朝焼け階段にあたしたちってやさぐれていた 東直子『春原さんのリコーダー』

お昼。 髭さんを伴って神楽坂のCOCOTTE CAFE' へ。田中流さんのぶるるんシリーズの写真展へ。巨大なぶるるん(フレンチブルドッグ)の写真は瞳のうるみが切実でちょっとせつなかったです。 そして流さん自身も、とても味のある方です。 午後、早稲田に移動し…

午後、神保町の竹尾のペーパーショーへ。 様々な人のとっておきの本とその本にまつわる言葉の展示。 見て、ふれて、楽しい紙でできたものもの。 http://www.takeo.co.jp/site/event/papershow/2011.html わらしべ長者のごとく本のシェアをくりかえすシェアシ…

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・「読売新聞」10月30日(日)『千年ごはん』書評 ・「毎日新聞」10月31日(月)夕刊 「文芸時評 おすすめの3冊」 小池昌代『黒蜜』(筑摩書房)、川上未映子『すべて真夜中の恋人たち』(講談社)、円城塔『これはペンです』(新潮社)について書…