2012-01-01から1年間の記事一覧

夜、青山教室「短歌はじめました。」今月の課題は、オノマトペを入れた歌。 生き生きとして楽しげな歌がそろいました。 意味のない言葉を盛り込むと、ともすれば幼くなってしまうけれど、意味のあったものの意味を解体して響きのみ残すと、言葉の響きが意味…

午後、六本木の俳優座へ。来年4月に『とりつくしま』が俳優座によって舞台化される。そのプロモーションのために、演出家の眞鍋卓司さんと俳優座の応接室にて対談をした。 私が『とりつくしま』を書くきっかけ、そして眞鍋さんが『とりつくしま』を見つけ出…

午後、アゴラ劇場へ。 赤刎千久子さんにお誘いいただき、劇団野の上の「東京アレルギー」観劇。 青森から出てきた三十代の女性の物語なのだけど、東京在住の人々がみな青森弁で話す。なので、意味が分からないところもあるけれども、青森弁の迫力に圧倒され…

地元にて家族と「のぼうの城」鑑賞。 とてもおもしろかったです。 支城が本城よりもねばっていたという、歴史の本流からすると取りに足らない事実で、ようするに「がんばった」ことだけが残る応戦だったのだけど、どんな場所のどんな時間にも人の思いが流れ…

経堂で落ち合い、家族でごはん。その後多摩へ。携帯電話を仕事場に忘れてきたことに気付くが、まあ、私の携帯電話は滅多に鳴らないので忘れたままにする。 でもなにか気になる。 ということくらいしか書くことがないくらいなにもない日であった。 つつがなく…

午前中、金原ひとみさんの新作短編『マリアージュ・マリアージュ』の書評まとめ(「文學界」13年1月号掲載予定) ゲラで読んだのですが、さすが金原さん、とても読みごたえがあります。今月末刊行かな? 午後、神谷町へ。 ふらんす堂主宰の、吟行記録記の…

午後、渋谷の麻布茶房にて絵本打ち合わせ。 白玉ぜんざいとともに。装丁の名久井さんデザインのポルカちゃんとブンペルくん。 超かわいいです。紙への愛のつまったメモ帳です。

快晴

今日は病院の前後に「いつか来た道」と「言丿葉丿箱」と短歌研究の十首とエッセイ、そして「かばん」の新年号の作品まとめ。よく仕事ができた日であった。できないとまずかったのである。 いつもの検診でまたついでに胃薬をもらう。 胃の調子は、よくないこ…

曇りのち小雨のち晴れ

朝10時に表参道にて打ち合わせ。11月の表参道は、街も人も朝からたいへんおしゃれ。 打ち合わせしたのは、来年のこと。いろいろ楽しみ。 もう鬼も笑うまい。 昼、毒婦会。 沖縄料理。 最初場所がわからず現場近くをプリントアウトした地図を持ってぐるぐ…

快晴

本と衣類と郵便物の整理。 書評用など読書。 「いつか来た町」の執筆途上。 この連載を「PHPスペシャル」に連載しているので、私はいつもいろいろな街について考えています。その都市ができた歴史と名前の由来。自分にとっての関わり。 関係性は無数だ。 午…

曇りのち豪雨のち晴れ

午後、「NAVIS」冬号の原稿完成。短文+一首 先日田端を取材したもの。 芥川龍之介や室生犀星、竹下夢二、平塚らいてうなどなどが住んでいた町です。 夕方、経堂へ。 豪雨の中、すずらん通りを抜けて「ウレシカ」へ。 陣崎草子さんら「こどもの本」の表紙の…

夕方、ギャラリー銀座陶悦へ。ヤナギヤさんとかばんの先輩の原田洋子さん洋菓子と陶器の展示会が愛らしく展開されていました。 原田さん手作りのギモーブというお菓子を買いました。ふんわりの触感の内側から口いっぱいに濃厚なフルーツの香が広がる異様なお…

七夕で日記を止めたまま、はや七五三。 これまでの日記をふりかえり書くのをいったんあきらめて、今日から少しずつ書くことを再開しようと思います。ちなみにツイッター https://twitter.com/search/realtime?q=%E6%9D%B1%E7%9B%B4%E5%AD%90&src=savs はずっ…

「鏡」句会@市谷 10句持ち寄り。 七夕が秋の季語だというのは、どうにも違和感があります。 薮蕎麦に、笹飾りが揺れていました。 ・きょうだいで掘る星深く遭うたびにまさぐり指でするちゃんばら 高柳蕗子

夕方、青山ブックセンターへ。ポール・オースター 柴田元幸訳『ブルックリン・フォリーズ』(新潮社)と都甲幸治著 『21世紀の世界文学30冊を読む』(新潮社)刊行記念、柴田元幸さんと都甲幸治さんの トークショーに参加しました。http://www.aoyamabc.co.j…

夜、現代歌人協会の総会及び、現代歌人協会賞授賞式@学士会館に出席。 『一匙の海』で受賞された柳澤美晴さんに、司会席よりお祝いをしました。 鮮やかな赤い着物の柳澤さん、キリリとした美女でした。柳澤さんの師匠の加藤治郎さんに誘われて二次会へ。 ・…

午後、渋谷のたばこと塩の博物館にて「わたしの句読点2〈食いろいろ〉」鑑賞 http://www.jti.co.jp/Culture/museum/exhibition/2012/1205may/index.html 今通っている青山塾の先生方の作品など、食をめぐる絵に脳も身体も栄養たっぷりになりました。 絵を描…

夕方、淵野辺へ。 「マームとジプシー」の芝居、「ドコカ遠クノ、ソレヨリ向コウ 或いは、泡ニナル、風景」を観劇。 反復される動きとセリフと場面に脳が撹拌されて、非常に新鮮な演劇体験でした。 日常のどの瞬間もクライマックスに成りうることを体感させ…

午後、ニッポン放送「上柳昌彦のごごばん!」に出演しました。 『十階』の中の歌や、『トマト・ケチャップ・ス』についてなど、30分ほどじっくりお話させていただきました。非常に楽しい時間でした。 番組に早速歌を送って下さる方もいて、反応の早さにび…

あおばロビンソン

*俳優座の眞鍋さんとあおば子どもミュージカル公演「ロビンソン*ロビンソン」を観にいく。 明るく元気で、安定した実力の子供たちでした。 講演後、来年上演予定の『とりつくしま』について眞鍋さんと打ち合わせ。

朝、帯広からグリーンアスパラを送っていただく。 新鮮で実に美味しい。ほんのり甘くて、味付けしなくてもいいくらい。 夕方、春日のシビックホールへ。 短歌の審査員として参加した「しいか.com」http://xn--n8jo8a.com/ のイベントへ。声優さんによる名詩…

学会仕事の終わった髭さんと、レンタカーを借りて、糸島へ足をのばしました。 父がそこに家を建てたので、福岡から引っ越して、一年だけ住んでいたのです。 住んでいたころは糸島郡だったところが糸島市にかわっていて、住所からはたどれなかったのですが、…

私が住んでいた四十年前にはなかった地下鉄に乗り、かつて住んでいた町、唐人町へ。 住所を頼りに探すと、アパートの前にあった川がなくなっていて、住んでいた社宅のアパートもマンションに変わっていました。 姉と一緒に通っていた幼稚園、小学校はそのま…

昼、かばんの福岡在住鯨井さんと“ごぼてんうろん”ランチ&鈴懸で和風パフェ。 櫛田神社等市内散策。 夜、髭さんの糖脂質学会にまじって福岡湾クルージング。

午前、渋谷のNHKへ。 NHKラジオ第1「オトナの補習授業」収録。司会は勝村政信さん、ゲストは春香クリスティーンさん、私は短歌講師として参加しました。 今回は総合テーマが「相聞歌」で「声」のテーマ詠でした。 久々にラジオでの選歌、「ケータイ短…

東海道線に揺られて鎌倉へ。作家の朝吹真理子さんをお迎えして、穂村弘さんとともに歌をつくる企画の2回目です。北鎌倉の寺院をめぐり、鎌倉駅前の静かな部屋で歌会。朝吹さんとゆっくりお話したのは初めてでしたが、野生の栗鼠のように愛らしくて魅惑的な…

午後、恵比寿へ。俳人の坊城俊樹さん、柳人のやすみりえさんと私とで、三人が監修に関わっている、8月に土屋書店より出版予定の『五十歳からの俳句川柳短歌の教科書』のための鼎談。 近いようで、とても違うそれぞれの詩型のあり方と現在の状態を忌憚なく話…

午前、帯広図書館向いにあるとかちプラザにて講演「短歌の楽しみ方」。 百名を越える方に熱心にお聞きいただき、たいへん光栄でありました。 講演後、帯広名物豚丼(ボリュームたっぷりでした)をいただき、良く晴れた空の下で、中城ふみ子さんの歌碑を館長…

午前、飛行機で帯広へ。帯広図書館館長にお出迎えいただき、図書館の一室にて、館長司会のもと、選考委員の時田則雄さん、松平盟子さんとともに中城ふみ子賞選考会。 夕方までかけて協議。決定。 夜、関係者とともに会食。

音楽・ファッション関連イベントのサポーターで歌人のキクチアヤコさんのプロデュースで、ゴールデン街の「すみれの天窓」で一日店長をつとめました。作品にちなんだメニューをいろいろ用意していただきました。 朗読、そして絵やオセロのサービスも。 たく…