2008-11-01から1ヶ月間の記事一覧

上野久雄さんを偲ぶ会

上野久雄さんを偲ぶ会に出席するため甲府へ。 とてもいい天気で、上野さんの人柄がふってくるよう。ながらみの及川隆彦さんと岡井隆さんの対談や座談会や生前の朗読などもあり、とても充実した、あたたかい会だった。 座談会で加藤治郎さんが上野さんを「も…

浮世絵

江戸東京博物館のボストン美術館浮世絵名品展を友人たちと観に行く。 広重や北斎の版画はもちろんうつくしく迫力があってすばらしかったが、鈴木春信のモダンな色使いや表情やしぐさの愛らしさに心魅かれる。 広々した常設展の橋は江戸の街へのトリップ効果…

自選中

雑誌の「自選50首」と、アンソロジーの「自選30首」の締め切りが重なったため、過去の作品をかき集めて選ぶ。 すぐにできると思ったけれど、迷いだしたら、どこまでも。思ったより時間がかかる。 50首の方は出したけれど、30首の方は現在選定中。 去…

草子さん

遅れてしまっていた「愛の歌を読む」の原稿を書く。 今回は、今年の短歌研究新人賞の田口綾子さんと、以前角川短歌賞を受賞した澤村斉美さん、そして元かばん会員の北川草子さんの作品を引用した。(11月30日、毎日新聞掲載予定) 北川さんの作品は、こ…

コンサートと原画展

大学の友人、まあちゃんとその娘さんとそのお友達と一緒に、神戸女学院大学音楽学部のアウトリーチ・センター企画の「子どものためのスペシャル・コンサート すてきだね、日本語の歌!」を聞きに行くために、上野へ。 ソプラノ歌手釜洞祐子さんの歌声による…

塀の上のパン

松岡享子さん宅に遊びに行く。 塀の上でパンやビザを焼いていて、もうもうと白い煙がたっている。 庭には、砂を盛り上げた釜があり、長い時間をかけておにぎりを焼いていた。 照れたような笑顔の松岡さんからわたされた、それらの食べ物には、どれも素朴な焼…

絵本打ち合わせ

朝「風の色」の原稿を書く。午後、木内達朗さん宅へ、打ち合わせに。 すばらしい絵の数々にうっとりする。 ずっとかかりきりだったという、来年早々に発売されるというのりもの絵本の見本も見せていただいた。通りすがりの人、街並み、電車の窓、一つひとつ…

いろいろ

16日、来年度のことで打ち合わせ。 来年もなんだか忙しくなりそうな。 各種連絡事項や、『長崎くんの指』の脚本チェック(2月にラジオドラマになります)などなど。 時間が過ぎるのが早い! 自分はやることが遅いのだな、と痛感してしまう。 まだいくつも…

手直しと来年への準備

先日出した連載原稿、編集者のチェックを受けて若干手直し。 最初にこの原稿につきあってくれた編集者の方(リスに似ているのでリスちゃん)に、数日前、男の子が生まれたそう。リスちゃんの赤ちゃんかわいいだろうな。来年に向けての企画を練ったり、目先の…

シチメンソウ

先日佐賀で公開収録された「肥前路吟行〜さがん文芸〜」は、今日14日に放送です。あと数分後。 午後8時〜午後8時43分【NHK総合・佐賀県域】 有明海の干潟の荒涼とした風景には、すっかり魅入られた。 今はシチメンソウが真っ赤に咲いているらしい。…

原稿と理事会

別冊文藝春秋連載中の「らいほうさんの場所」6話を書き上げる。 朝早く目が覚めたり、妙なできものができたり、うなされるように書きつづけた物語。 これからまた手を入れるのでこれで終わりではないが、今年の大きな山をやっと越えた気がする。 もう今年も…

しずおかのばあちゃん

急に寒くなったので、ついつい身体をあたためてくれるものが欲しくなる。 仕事にいきづまったままでかける夕方は、とくに。 今日は、深いグリーンに鮮やかな赤いラインの入ったフランス製のストールに惚れて、買ってしまった。マフラーは毎年のように買って…

こどものためのコンサート

今年、母校の音楽学部に依頼されて、こどもの詩のコンクールの審査員をしました。 結果はこちら↓審査委員長の松岡享子さんのコメントがシビアで素敵です。 http://www.kobe-c.ac.jp/musicdp/outreach/schedule/080710kodomo_shi.html そのこどもの詩に音楽を…

日記再開

三ヶ月ほど、休んでいましたが、やっぱりブログを再開することにしました。 その節は、いろいろご心配をおかけしてすみませんでした。 元気にしていました。大丈夫です。 あいかわらずたいした内容は書かないと思いますが、なるたけ、毎日更新して、近況をお…