さされにくくなりたい

higashinaoko2008-05-26

小説の一行を確認するために、とある森の中へ。
むきだしの足首あたりを、どんどん蚊にさされてしまう。
まだ5月なのに。
虫よけスプレーを塗っておけばよいのかもしれないけど、あれはちょっと匂いが苦手でもあるし、淡く毒を塗っているようなものでもあるような。
同じ場所にいても、自分だけがさされることも多く、スキが多いのかと思えてしまう。


以前北海道で馬のいる民宿で虫に刺されたときは、のちのちまで膿んでたいへんだった。毒抜きのような処置を自分でほどこしたような記憶が。

いつか、演劇を見ていて、スカートの中がもぞもぞすることに気付いて、なにかいる、なにかいる、が、今、ここで放つわけにはいかない。と、「もぞもぞ」をスカートの裾でくるんで、押さえつけたことがあったなあ。もぞもぞの正体はカナブンでした。
正体がわかるまで、ほんとうに怖かった。


と、虫に関する想い出ばかり書いてしまったが、現在発売中の「クロワッサン」に『さようなら窓』のインタビューを掲載していただきました。角田光代さんのダイエット企画が目玉の号です。