2008-01-01から1年間の記事一覧

ふってきました

絵本賞のもとしたさんのお祝いへホテルニューオータニへ。こどものためだけを思って書いてものを大人の人に評価されることについて、子どものために作ったお弁当を一年後に校長先生に褒められたような不思議な感じ、というようなユーモラスで卓越な比喩で挨…

まどろみ

昨夜は芝居「まどろみ」を観に、池袋のあうるすぽっとに行ってきました。 倉持裕・作・演出。 不眠症の小説家をめぐって、時間と虚実がまじりあい、攪拌されていくパズルが埋まっていくような心理劇。 出演は、ともさかりえ、近藤公演、村岡希美、玉置孝匡、…

平成二十年、など

「らいほうさんの場所」の校正を出しにコンビニへ行き、天気もよいのでふらりと一時間くらい散歩のつもりが、2時間くらいさまよっていただろうか。 その疲れがすぐに出たのか、土日でかけた疲れが出たのか、夜なべ仕事の疲れが出たのか、帰宅後頭が重く、横…

新聞原稿

今日は、日経のTVウォッチの原稿(ドラマ「おせん」について。22日木夕刊)と毎日新聞の「愛の歌を読む」の原稿を入稿。 愛の歌は、今回は、永田紅さん、加藤治郎さん、小野茂樹さんの歌を取り上げました。この原稿、まだ慣れていないので、歌選びに時間…

ナルニア国

今夜は金原瑞人さんの翻訳本300冊突破お祝い会に参加してきます。 金原さんのご意向で、なにか赤いものを必ず身に付けて来ること、というお達しが出ているのだけど、赤いもの、赤いもの。とずっと赤いものについて考えている。 銀座の教文館のナルニア国…

コンドルズとラジオ文芸館

彩の国さいたま芸術劇場に、「コンドルズ」というダンスグループの公演を観に行ってきました。ガクラン男子によるダンスが主なのだけど、それもちょっと揃っていない部分があったり、影絵や小芝居入りの、文化祭のノリを感じたのであった。 友人に誘われて、…

女性自身とラジオ文芸館

今発売中の「女性自身」(5月27日号)の本の紹介コーナー「BOOKS HOTEL」(P136)という本のコーナーで、『さようなら窓』のインタビューを受けています。 『長崎くんの指』、『とりつくしま』に続き、品川裕香さんにインタビューしていただきました(感…

昨日の日記を消してしまいました

昨日、でかける前に勢いで書いた日記があったのですが、クーツェさんという方から「エ ラ ソ ウ(笑)」というご指摘があり、たしかにそんな乱暴な書き方をした部分もあったなあ、と仕事帰りのぐったりした頭で思い、一度はコメント返しをしたものの、ことの…

お祝いごと

わたしのまわりで、めでたいできごとがいろいろ。 *今日は、穂村弘さんが評論集『短歌の友人』で伊藤整文学賞を取られたお知らせを知りました。 ↓ http://www.asahi.com/culture/update/0508/TKY200805080288.html 短歌の評論がこの賞を受けるのは初めてだ…

グライダーと鳥居

地元の街のはずれのレストランでランチをとってから、街でいちばん大きな公園に行ったら、芝生がすっかり隠れるぐらい人が集まっていてびっくり。 9割方が小さな子どもづれの親子。少子化なんて嘘みたい。 いつもはなにもない広場に、テントの出店やにわか…

日記のための日記

今日した仕事は、先日の角川「短歌」の巻頭グラビアとの連動企画として、撮影前後の日記を書くというもの。 毎日書き流している日記と同じといえば同じだけど、やはり原稿なので、すでに書いておいた日記や記憶をたどってまとめる。ここ一週間に仕事上で会っ…

明日の「王様のブランチ」

TBSの朝9時半〜の「王様のブランチ」のブックコーナーで、松田哲夫さんが『さようなら窓』を推薦してくださるのです。 連休最中ですが、ぜひぜひご覧ください。ところで『さようなら窓』の「新刊展望」でのインタビュー記事がネットでも読めることを発見…

明日出る記事など

今日もコレといったことはなにもできず。 天気がよいと、散歩と昼寝が気持ちよすぎて。 嵐の日の昼寝もまた乙かもしれないが。 明日あたり発売になる雑誌3誌にインタビュー記事が載ります。 ・「ダ・ヴィンチ」6月号「今月のBOOK MARK」(『さようなら窓』…

堀内誠一さんの絵

乃木坂で角川「短歌」の「うたびとの時間」の撮影をしたあと、打ち合わせのため、くもん出版へ。 出たばかりの「はじめてであうえほんシリーズ」です、とわたされた『かにこちゃん』という本に「ほりうちせいいち」の名前を見て、え、と声をあげてしまう。『…

間違いを飲み込む

「短歌研究」5月号の作品季評で取り上げられた作品の中に、自分にとっては、とんでもない間違いをしたことに気付いたことを、先ほど一度書いたのだけど、他人にとっては、ナンノコトカ? な内容だったと、ブリを買いながら思い直し、あわててブリを振りまわ…

新連載&インタビュー

新創刊される雑誌2冊に、新連載がはじまりました。 ・「AERA with Baby」(朝日新聞出版・季刊)の巻頭カラーページに「遠くから見ているからね」というエッセイと新作短歌のコーナーを受け持ちます。昨日、春号が発売になったばかりです。ベビー関連の濃い…

Spring Drops

朗読チーム『ネコじゃらし』の旗揚げ公演「Spring Drops」「で、『とりつくしま』を読んでいただけるという案内をいただき、神田に『とりつくしま』編集の喜入冬子さんと聴きにいってきました。 ↓ http://id13.fm-p.jp/306/foxtail08sd/ 淡々と本を朗読する…

子どもの詩のコンクール

昨日は「an.an」と「クレア」の著者インタビューをマガジンハウスで受けていました。 久々にタートルなしの格好でかけたら、とたんに風邪気味。 タートルとは関係ないのかもしれないけれど。 ところで私の母校、神戸女学院大学が主催する子どもの詩のコンク…

四月の姿

4月。になってしまって。 お正月より、4月の方が、ああ新しい年がやってきた、と思ってしまう。 先日「土曜の夜はケータイ短歌」の最終回に出、打ち上げに参加し、すっかり脱力してしまいました。 「ケータイ短歌」、4月からは、「夜はぷちぷちケータイ短…

あなんじゅぱす

日記が前後してしまいましたが、23日夜、吉祥寺のマンダラ2に、あなんじゅぱすのライブ「タンポポ咲くソングラインに沿って」を聴きに行きました。 谷川俊太郎作の「とおく」からアンコールの田中庸介作の「アフリカ」まで、現代詩を全19曲、ひらたよー…

桜も咲いて

近所の公園の中の庭園に、ひとえの桜がきれいに咲いていました。 廃校になった中学校跡に図書館ができたので行ってみたら、なんと校舎をそのまま利用したもので、校庭などもそのままで、びっくり。 廊下に水道のあとがあったり、ちょっと切ない空間の図書館…

熊倉一雄さん

今日の歌謡ドラマ「名前」の主人公、「ワシ」の声は、あの熊倉一雄さんでした。 クセ押さえ目の自然な声でかわいく「ワシ」を演じてくださり、うれしかったです。 かわいくないと、ちょっとあぶない話になってしまうところなので(笑)。 熊倉さんの声って、…

新刊『さようなら窓』

さてさて、お知らせです。 3月21日(金)に新刊『さようなら窓』(マガジンハウス)が発売になります! 昨年一年間「an.an」に月イチ連載していたものを加筆修正したものです。 表紙絵は、連載時と同じ池田暁子さん、装丁は名久井直子さんです。 色合いや…

ひなまつりにドラマ

歌謡ドラマ「とりつくしま」第一回ロージンの放送を聞く。 おもしろかったです。とりつくしま係さんってこんな声だったのね。 (●δ●)←とりつくしま係の絵文字化。 井上陽水の歌をメインBGMに、ほぼテキスト通りにドラマ化。誠実なつくりの番組で、うれし…

ラジオドラマ「とりつくしま」

来月の月曜日、4回にわたり、『とりつくしま』がラジオドラマとして放送されます。聞いていただけると、とてもうれしいです。 ・「歌謡ドラマ とりつくしま」 3月3日、10日、17日、24日、NHK第一ラジオ午後9時30〜55分 番組の詳細は↓ http:…

枕が変わると寝つけない

のは、農耕民族の血が濃いせいなのか。朝起きたとき、まだ、あれ、ここはどこだろう、と、いまだにぼんやり思う。 家の窓から見える、そびえたつ、某ビルの夜。 光りながらやってくる怪獣めいている。 「ゆずゆずり」12回目の原稿を書き、「薬屋のタバサ」…

仕事再開

段ボールは、おいておいて、仕事再開。 もろもろ慣れてないので、うまく進まず。一日が、あっと言う間に過ぎてしまう。 どうしよう、家がかわったとたん、書けなくなっていたら! でも、このやうつりのことは、「ゆずゆずり」に登場する予定。 引越の差し入…

越せました

なんとか無事に10日に荷物を新居に運びこみ、引っ越せました。 荷物は、ナカナカ片づかないけど、電話もメールも開通してます。まだ段ボールが山積みだけど、仕事もせねば。ぼちぼちいかねば。 病院で薬と湿布をもらったけど、まだ腰痛もなおっていない。…

河童と新連載

川柳の先生に、遠野のお土産にいただいた河童の置物。 「きらら」の小説にも登場させたものだけど、ずっと行方不明だったが、出てきた。 机の上の奥の方にちんまりとすわっていた。こんなに近くにいたのね。ごめん、埋もれさせてて。 と、それはよかったのだ…

あわあわ

とりあえず引越日が締め切り日の小説の原稿だけは書いておかないと、と昨日から奮闘。 一応午後には書き上げ、送信。これが八王子で書いた最後の原稿になるのかな。 その他、ゲラなどもチェックしたり、買い物に入ったり、牛すじ大根をくつくつ煮込んだり。 …