higashinaoko2009-10-31

ハチドリを撮影したいから動物園に行く、という髭さんにつきあって、動物園へ。
秋の日の昼下がりに、モノレールにゆられて。
多摩動物公園の蝶の舞う昆虫館は、『長崎くんの指』の中の短編「バタフライガーデン」のモデルです。
十数年ぶりに訪ねると、あのころと同じに酩酊したように蝶が飛んでいました。
温室あつく、カブトムシくらいの大きさのハチドリは、すまして現れ、矢のように飛び去る。


その他のどうぶつたちを急ぎ足でぐるりとみてまわる。
この道はいつか来た道。蝶がいて、猿がいて。
「オオカミって、一匹オオカミなんじゃないの」
「それは……」
といった会話を耳にはさみながら、オオカミの群れにみとれたり。
それは猿山の社会にとってマナー違反とかではないのだな、と猿のとある行動を目の当たりして思ったり。


土産物売り場で、うっかり眠そうなオランウータンを買ってしまいました。
オランと名付けてみました。


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