2009-01-01から1年間の記事一覧

公園のベンチで本を読んでいたら、ぼそぼそと背後から声がする。 いつもここでトレーニングするってオレ決めてんだよ、べつにいいけどさ……というような。 え、邪魔だって言ってる? と理解して、するすると立ち去ると、べつにいたっていいんだよ……と、腹筋し…

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・「NHK短歌」11月号(10月20日発売) 「言葉の不思議 色を使う」 上達のワンポイント(短歌穴埋め問題) 9月の入選歌と佳作・今月の「東直子 言ノ葉ノ箱」更新されました。 http://blog.chugoku-np.co.jp/fureai29/・明日、18日(日)午前7時〜7…

きのうの夕方、山の上ホテルに。 神保町から徒歩5分と書いてある。 もちろんなんどか行ったことがありますし、神保町の学士会館にはここのところ月に一回は行っている。神保町の脳内俯瞰図もようやくできてきた。 学士会館からふうってお茶の水方面に行った…

朝、いやなような笑えるような夢から覚めたら、右こめかみの偏頭痛。 肩も痛く、風邪っけかもしれません。 原稿。予定通りすすまず。「言ノ葉ノ箱」は書きました。写真から名前を検索するのは、少しだけ難儀。 他に冬のエッセイを書かなくてはいけない。え、…

カメラのバッテリーを充実させて外出。 まずは、フラワーガーデンで花やハーブを楽しみつつ撮影。 なんどかぷらむ短歌会の吟行でも来たところ。みんな元気にしてるだろうか。温室の自由ノートを読むのがひそかな楽しみ。定年退職後の夫が四六時中いる家の息…

原稿とゲラの仕上げと送付。夕方、フォトエッセイのための写真を撮りにいく。 歩道橋の上から、下を通る車の光を撮ろうと待ち構える。 紺色のラインの入ったバスが、よいぐあいに通りかかる。これがゆきすぎるところを後ろから撮ろうとしたら、電源のマーク…

来月出版予定の『らいほうさんの場所』の再校のチェック。 昨年「別冊文藝春秋」に連載していたものです。 ゆっくり手を入れていたのですが、ようやく外海に出ることができそうです。 最初は舞台の密室劇のようなものとして素材を思いついたのですが、ミステ…

朝、きれいに空がはれわたっていて、暑くも寒くもなく、ほんとうに気持ちのよい日和。 一年中今日のような日だといいのに、とこころから思ったり。 でも、変化がないとつまらなすぎる、変化をおくれなさい、と空に思うようになるのだろうか。 原稿、美容院、…

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「週刊現代」10月24日号「東直子のミミヨリコヨリ」 ジャームッシュの映画「リミッツ・オブ・コントロール」について書きました。 とりたててなにも起こらず、ほぼ一日家にいて、こまごまとしたことを。 今日のためにではなくて、いつかくる日のための準…

家を片付けつつも身体がうまく動かない。 午後には頭痛もしてきたので、ベッドでしばし休む。うたた寝ののち、起き上がってケータイ短歌の選歌。 「食」とBGM短歌。 買い物にでかけると、とてもひんやりする。 調子が悪かったのは、寒くなっていたことに気づ…

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デザイナーの名久井直子さんの装丁フェアが青山ブックセンターの六本木店で開催されています。 詳細↓ http://www.aoyamabc.co.jp/12/12_200909/post_488.html名久井さんには、私も、小説『長崎くんの指』『さようなら窓』、絵本『あめぽぽぽ』、文庫の『回転…

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・「文學界」11月号金原ひとみ『憂鬱たち』書評「冷静な憂いとおかしな男たち」 ・「毎日新聞」10月11日(日)「愛の歌を読む」(エッセイ)

10月放送分のNHK短歌の収録。 今月のお題は電話。ゲストは、作家の藤谷治さんです。 台風せまる東京の雨粒をしたたらせて、ワイルドにスタジオに到来された藤谷さんは、今日もとても愉快でエネルギッシュ。会えば元気になれる雰囲気がうれしい人です。 …

家に帰ったら夢のように部屋が片付いているわけもなく。あれやこれや。 「愛の歌を読む」を書きました。 今回は雪舟えまさん、来嶋靖夫さん、小高賢さんの家族の歌について。毎日新聞11日(日)掲載予定です。 ]仙台文学館の中のこれは [%7C森林の道をイメ…

出演情報

10月11日(日)午後8時〜 NHKラジオ第1 「夜はぷちぷちケータイ短歌」に出演します。よろしくお願いいたします! 詳細↓ http://www.nhk.or.jp/shibuz/tanka/index.html

森林公園でクラシックフェスティバルをやっているとのことだったので、散策。小さな舞台の上で、トロンボーンを抱えたおじさん3人が、今から「となりのトトロメドレーです」と演奏をはじめた。あの、耳馴染みの音楽。ところで、トトロは、クラシック? 旋律…

昨夜、家を出るときに開いたままだった押し入れの襖をあわてて閉めたら、思い切り左手小指を挟んでしまいました。 一瞬意識が飛びそうになりました。指先が少しだけ破裂した感じになりました。日常も、油断は禁物ですね。 そんな自ら起こした小さな不運を乗…

わたしたちは、はぐれた子どもをさがしていた。道を選んでさがしていた。 なかなか会えない。もう少し先にはきっと。 ガソリンスタンドの中から、青いつなぎを着た小さな女の子が出てくる。おかっぱのこめかみのところから小さい三つ編みをたらして。いつも…

午後、阿佐ヶ谷へ。 昔「かばん」に在籍していた知人が店長をしている、「阿佐ヶ谷サンクチュアリ」というネットカフェを訪ねました。 チェーン店ではなく、個人経営のネットカフェで、今年はじめに大改装をして、全面禁煙を敢行、手作りのご飯、こだわりの…

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・「en-taxi」27号(9月30日発売)「異端の詩」(エッセー) 岡井隆詩集『注解する者』、町田康『町田康全歌詞集 1977〜』について書きました。エッセイに、二人の似顔絵が添えられていて、ちょっとびっくりしました。 ・「母の友」11月号「ぷうちゃ…

ときどきかすかに小雨が降る。 私の地元に仕事で来られた平凡社のHさんとランチ。 この間も行ったばかりのお気に入りのイタリアンのお店にて。ここは味もおいしいけれど、盛りつけもかわいくて。 Hさんが編集に関わるようになった奇遇と共通の知り合いとそ…

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・吉田修一著『横道世之介』についての対談「毎日新聞」9月28日夕刊 ・「東直子 言ノ葉ノ箱 相撲日和」(フォトエッセイ)「中国新聞」9月28日夕刊 午前、「NHK短歌」の選歌をFAX。夕方、11月刊行予定の『らいほうさんの場所』の初稿の校正を…

秋麗。 校正と選歌。こつこつ。 夕ご飯のカジキマグロのムニエルに、薄切りレモンと刻みパセリをのせる。 昭和の洋食メニューっぽくなった。昭和の洋の気分は、薄切りレモンで表現されていた。

朝、米をきらしていて、炊飯器でホットケーキを焼く。 200グラムのモトに、いつもどおり卵と牛乳を入れてお釜に流し込んでスイッチをいれるだけ。今日は少し溶かしバターも入れました。蒸しパンよりしっとりしたケーキ風。 午後、新宿バルト9へ。 週刊現代…

各種問い合わせに答える。 じんわり汗をかくような。 しかし冷や汗かと思ったら、ほんとうに暑かったのでした。 仕事部屋の西に窓があるので。 かたむきやすくなった陽が、部屋を暑くする。 久々にエアコンを入れました。さすがに今年最後だろうか。 ・菊枕…

朝からずっと読書。 金原ひとみさんの新刊の書評を書くために。既刊本も読む。 昼過ぎに掃除機到着。 さっそく合体。 動きに慣れない。 30倍、というのはどうだろう。旧掃除機を解体。 燃えないゴミの袋に入れてゴミ置き場へ。 なんだかとてもいけないこと…

掃除機を買い換えたいと思いながら、どれほどの時が流れただろうか。 ついに電器屋さんへ。 いろいろあってよくわからない。 わからないが、フィルター掃除を7年はしなくてよい、ということと、サンダーバードのようなデザインに惹かれたものを購入。 届く…

まだ朝暗いうちに覚醒。 体内時計がおかしくなっているみたいです。そのまま起きて、朝ご飯も食べずに原稿を書き始める。少し書いたところで、急に眠気。 でも家族の朝食の時間になったので、一緒に食べる。 昼、家族と近所でパスタランチ。 イカ入りの前菜…

オレンジ色のカーテンからさす朝の光に目がさめる。 寝不足気味のほてった身体で、丸い部屋の床にぺたりとよこたわる。ひんやりして気持ちがよい。 ここかどこだが、自分がナニか、まるで忘れてしまいそう。まるでまるで、なんにもなかったようになりそう。 …

夕方、NHKへ。 「夜はぷちぷちケータイ短歌出演」。 もう一人のゲストは四元奈生美さん。 月間テーマは「残」。残。ふうがわりなテーマですが、濃密な作品があって、おもしろかったです。 残金を読み込んだ歌はいくつかみられましたが、残念はなかった気がし…