2009-01-01から1年間の記事一覧

掲載情報

・「NHK短歌」12月号 「ミニ講座 言葉の不思議 リフレイン」 「上達のワンポイント」 10月放送分入選作選評、佳作 ・「俳句界」12月号 「冷たい土の上に立ってた」(エッセイ) ・「北冬」10号「朝のとくべつ」(7首) ・「東直子 言丿葉丿箱」…

大学の劇研のメンバーと梅田に集まって、お昼を一緒に食べました。 相変わらず、楽しい仲間たちです。 女子大で代々「姫神楽」という劇団を受け継いでいましたが、今はたぶんありません。 この名前は、強くて好きで、古事記を下敷きにしたミュージカルのタイ…

甥の結婚式が京橋であり、参列しました。 あいにくの雨が降って寒かったですが、手作り感のある、さわやかであたたかな会でした。 吹奏楽部で知りあったふたりが、それぞれの楽器で愛の賛歌を演奏してくれました。 色打ち掛けでサックスを吹く花嫁さんは、と…

新幹線に乗って、大阪へ。車中で21世紀出陣弁当を食べました。田楽がおいしい。 母と姉と髭さんと千里の実家で落ち合う。庭に銀色の洗面器がおいてあり、水がいっぱいたまっていた。 雨どいをつたって落ちてくる水を集めているそうだ。神戸住まいの姉の持…

夕方まで原稿書き。日のくれかかるころに腰をあげてカボと新宿へ。 あさって出席予定の結婚式のための洋服を買いに(つねにギリギリ)。 グレーの、飾り石とドレープのあるワンピースを買いました。 カボには、淡い色のまじったシンプルな形のミニのニットワ…

掲載情報

「弦」9号 「火気厳禁7 純文学と短歌」(エッセイ+1首) 朝からしとしとと雨。 夕方、早稲田短歌会の歌会へ。 今回は穂村弘さんとご一緒しました。 穂村さんとは、『回転ドアは、順番に』という共著があり、私たちがそろったことで「回転歌会」と命名さ…

髪の毛を切りました。20センチくらい? たいへんおかっぱになりました。 夜にモノクロの『デッドマン』をソファーでまどろみながら見て、涅槃の気分を味わっていると、ショッキングピンクのトランクを提げてカボ、フランスより戻る。 料理がまずかったこと…

本当はもう投函していなければいけない選歌。約6000首。 家だと気が散るので、近所のパン屋さん兼カフェで5時間弱もねばって一通り選歌。 パン2つとコーヒー2杯で、長居して申し訳なかったです、パン屋カフェさん。人生のシビアさが言葉となってつん…

掲載情報

東雅夫、石堂 藍編 『日本幻想作家事典』に、幻想小説作家として記載していただきました。 ↓ http://www.bk1.jp/product/03142929 リンが風邪できのうから伏せぎみ。 熱はすぐに下がってきたので、インフルエンザではなさそう。 午後には外にでかけてゆきま…

エッセイと選歌。 夕方、日比谷帝国ホテルへ、集英社の四賞の受賞式へ。 二次会で「すばる文学賞」の審査員でもある角田光代さんにお会いしたら、東さんは読む物と実際会ったときの顔がちがーう、と言われる。 『ゆずゆずり』の東さんは、たれ目で丸顔、なの…

新刊発売

『らいほうさんの場所』(文藝春秋)が今日発売になりました。 どうぞよろしくお願いいたします! 横浜のライブハウスへ、石川浩司さんが所属しているパスカルズのライブを聴きに、イラストレーターの福井若恵さんとご一緒しました。14人編成での迫力ある…

明日は命がけで起きるから、命がけで起こして、とカボに言われていたので、命がけというほどでもなく普通に起きたら、当人はもう起きていて無事に渡仏していきました。かつては「明日は命がけで猫のおうちをつくろうね」と友達と約束をかわした人が。この先…

地元の大学同窓会に呼ばれて初めて参加。 すてきに年齢を重ねたみなさんと楽しく会食。 音楽部出身のバイオリニストの方の演奏で校歌を、何十年も年の違う女たちがうたったりして。 おおらかに生きたいものです。 会場の近くに、『耳をすませば』の舞台とな…

掲載情報

・「毎日新聞」11月8日(日)エッセイ「愛の歌を読む」。岡井隆さんと小林久美子さんの歌をとりあげました。 ・「週刊現代」11月21日号(11月9日売り)コラム「東直子 ミミヨリコヨリ」映画「沈まぬ太陽」について書きました。 ・「ル・ファール」…

午後、早稲田大学のお祭りの中にもぐりこみ、町田康さんと木村綾子さんの太宰治についての対談を聞きました。 太宰を通じての女性観、文学観など、普遍的な話にも広がって趣深かったです。 終わって、会場を出てから駅につくまで、人の群れにおぼれたために…

学芸大学駅へ。 学芸大学、ここにはないけれど、学芸大学。 マッターホーンにて、毎日新聞のNさん、Mさんと面談。その後、となりのペンスチにて、くもん出版のAさんと、木内さん名久井さんとともに春の絵本打ち合わせ。 帰りに木内さんと同じ事務所のヒロ…

今月のNHK短歌の収録がありました。 題は、白秋にちなんで「白」、ゲストは、歌人の吉川宏志さんです。吉川さんには、丁寧で鋭い歌の批評とともに、今年出版された歌集『西行の肺』(角川書店)、大辻隆弘さんとの共著の時評集『対峙と対話』(青磁社)につ…

新刊

新しい小説『らいほうさんの場所』(文藝春秋)の見本を担当の丹羽健介さんが届けてくれました。 装画は牧野千穂さん、装丁は、大久保明子さん。 今回もきれいな本に仕上げていただき、とてもうれしい。詳細は↓ 立ち読みもできます。 http://www.bunshun.co.…

カボの作品が、代表に選ばれてNHK内のギャラリーに展示されたため、関係者5人で見にいく。 近隣の公園は、秋のお祭りまっさかり。 鑑賞後、みんなで食事へ。中華料理を食べました。

ハチドリを撮影したいから動物園に行く、という髭さんにつきあって、動物園へ。 秋の日の昼下がりに、モノレールにゆられて。 多摩動物公園の蝶の舞う昆虫館は、『長崎くんの指』の中の短編「バタフライガーデン」のモデルです。 十数年ぶりに訪ねると、あの…

ベランダから見えた月。 家人の撮ったもの。天体望遠鏡にカメラをセットして。 こんなふうにクレーターが見えると、光ではくて岩的なものなんだなあと感じます。 今日は映画「沈まぬ太陽」についての文章を書いていました。 11月7日発売の「週刊現代」に…

お知らせ

明日(29日/木)の朝5時5分〜5時35分に、藤谷治さんゲスト出演(題が電話)の「NHK短歌」が再々放送になるそうです。 午後、H社のHさんとKBD書店のWさんとランチ&会食。 書店の一日の流れや、新刊の話など。 武田鉄矢のナレーションのおふ…

空がまぶしい。 こんなにお天気のよい日に、日がな一日家にこもって原稿。 夕方、スーパーでケチャップを買いながら、トマトケチャップス、という名前の女子高生の漫才トリオのことを思いつく。 そしてその会話を想う。 「自己紹介しますー。右から」 「トマ…

朝から雨が降って寒い。 風に冬の気配がする。風向きがかわったのだと思う。 11月の選歌を迷いつつ、決定し、FAXにて送付。 その他、校正と改作と夢想と。 夕ご飯に、蛸、青じそ、トマトをたっぷり入れたリゾットをつくる。 いつか行った、ポルトガル料…

掲載情報

・「週刊読書人」10月30日号 吉田篤弘著『圏外へ』書評 池袋の芸術劇場へ、五反田団の芝居を観にゆきました。 今年三島由紀夫賞を受賞した前田司郎さん作・演出の「生きているものはいないのか」「生きてるものか」の二本立てを、両方観劇しました。 「…

今日は、今日封切りの映画を朝一番の回で観にゆきました。連載のコラムのために。 思ったよりひんやりとしていて、めずらしく午前中に外出したからかと思いましたが、映画館を出るときもひんやりとしていたので、急に冷えた一日だったのですね。 夕方から雨…

適度な風。適度な陽光。 一年中でいちばん洗濯物を干すのが気持ちいい季節かもしれません。 先日偶然テレビでみた、タオルをふっくくらと干す方法(5回くらいはげしくふって、逆毛がたつ方向になでる)をすると、ふんわりしてこころなしか吸水率も上がる気…

掲載情報

・「短歌研究」11月号 「机の裏はつめたくはない」新作20首。ひさしぶりのまとまった連作です。ご覧いただけるとうれしいです。 この号、中高生の短歌、戦後短歌、新鋭の短歌、と読みどころがいろいろ。 早稲田短歌会の服部さんの歌に、今日はとても惹か…

かばんの合宿 みんなで机をきれいに整理してトランプをはじめる 札をあつめていくゲーム どういうゲームなのかを高原英理さんにきくと、そりゃあ、じーんとするためだと言う じーんとする、と佐藤弓生さんが真顔でくりかえした 深く納得するわたし という夢…

仕事をしていたら、いつの間にかうしみつどき。いや、夜があけそう。 眠って起きて、神保町へ。 新聞連載エッセイの担当者とカフェ古瀬戸で面会していると、ドアを開けて入ってきた作家のF永Sさん! 金曜日にお会いして、家が近いので一緒に帰ったばかりなの…