コンドルズとラジオ文芸館

彩の国さいたま芸術劇場に、「コンドルズ」というダンスグループの公演を観に行ってきました。ガクラン男子によるダンスが主なのだけど、それもちょっと揃っていない部分があったり、影絵や小芝居入りの、文化祭のノリを感じたのであった。
友人に誘われて、内容を理解しないまま観たのだけど、学際感がたのしかったです。
永遠に青春的でいても、かまわない世界。
パンフにはさみこまれた膨大な数のチラシにも、そういう世界がつまっていることなのだな、と思う。
「彩の国」ってものすごく派手なイメージを抱いていたのだけど、思ったよりこじんまりとした感じで。とはいえ、劇場までの道に咲いていた初夏の薔薇がきれいでした。
いつのまにか、薔薇の季節だ。私はよそのおうちに咲いている花を眺めて歩くのが、とても好き。とくに薔薇は、うっとりする。


夜は、NHK第一ラジオでの『とりつくしま』の朗読を聞く。
中学生の母が主人公の「ロージン」と、中学生の女の子が主人公の「くちびる」がセットで、爽やかな演出でした。
私の書いたものが、他の人の声帯をふるわせて誰かの耳に届けられということが、面映くて、素直にうれしかったのでした。