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今月のNHK短歌の収録がありました。
題は、白秋にちなんで「白」、ゲストは、歌人の吉川宏志さんです。

吉川さんには、丁寧で鋭い歌の批評とともに、今年出版された歌集『西行の肺』（角川書店）、大辻隆弘さんとの共著の時評集『対峙と対話』（青磁社）についてなど、お話していただきました。とても中身の濃い内容になったと思います。
放送は１１月１５日（日）午前７時〜７時３０分。再放送は、１１月１９日（木）午前５時５分〜５時３５分です。よろしくお願いいたします。

吉川さんに初めてお会いしたのは、１９９５年にはじまった「へるめす歌会」でした。１時間で４首作るというハードな即詠の題詠歌会で、吉川さんが完成度の高い作品を披露して、最高得点歌をなんどもたたき出していたことが記憶に焼き付いています。

撮影につかったフォックスフェイスと南天（？）は玄関に飾ってみました
突起のある変形レモンと思っていましたが、たしかにキツネの顔してます。

･考えれば十センチ以上の生き物を殺していない我のてのひら　　吉川宏志