2012-01-01から1年間の記事一覧

夕方、アルカディア市谷へ。 第26回俳壇賞、第23回歌壇賞授賞式。俳壇賞が深川淑枝さんの「鯨墓」、歌壇賞が平岡直子さんの「光と、ひかりの届く先」です。私は平岡さんの作品をイチオシにした選考委員として、歌壇賞の選考過程を述べました。16年前に…

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・「毎日新聞」2月12日(日) 「命の歌を読む」(エッセイ) 雪の中の命の歌について。石川啄木、石川不二子、斎藤史の歌について言及しています。 午前、イベント用選歌@しょうがシロップホットドリンク 午後、くもん出版の新しい担当者の方と面接。隙…

麻布十番にて、木内達朗さんとフラップジャパンのTさん、Jさんと待ち合わせ。 「NAVIS」連載の「街に残る記憶」のための取材。 13時に待ち合わせていきなりたいやきくんのモデルの浪花屋のたいやき賞味。二階の座席にて、そば茶とともに。[ 赤い靴の女の…

ほいのさんとの即興ライブ「ささやかな目白」のチラシのためのメジロの絵を描く。 メジロはうちのまわりのもよく見かけるうぐいすいろの小さな鳥ですが、ネット検索にてあらわれた写真をもとに、固形水彩絵の具にて。指先にのるメジロの赤ちゃん。 こんなに…

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・「公明新聞」2月6日(月) 角田光代著 近松門左衛門原作『曾根崎心中』書評 タイトルは「現代作家が描いた江戸時代の熱烈な恋の果て」です。 ・「キオスクのキリオ ミルキー2」更新 http://www.chikumashobo.co.jp/new_chikuma/higashi2011/14_1.html …

雲一つない晴天。 髭さんと、神田の事務所から徒歩で皇居まで歩く。 大手門から中に入り、散策。 昔大奥のあった場所や、松の廊下のあった場所などに、入れるとは知らなかった。 松の年季が違います。 神田に戻って「きくかわ」にてうな重。メニューの中に「…

お昼、ほいのさん来所。 パフォーマンスと朗読の即興計画。 さらには彼の人生計画を聞く。 人生は、長いから。彼にはまだ。 わけあってルノアールにてお茶。 夜間のガテン仕事へ向かうほいのさんを送り、冬の短歌7首をまとめる。 今日もほんとうに寒かった…

私の唯一の取り柄は昔から我慢強いことで、転んでも滅多に泣かなかったと思います。なので東京の寒さくらい、我慢できる、と思っていたのですが、今年の寒冬には降参しました。仕事場の暖房がエアコンだけでは午前中足元がしんしん冷えて仕方がないので、今…

一月最後の日。 空気がつめたい。 夕方、B社のNTさん来所。 小説の内容について打ち合わせ。 一番描きたかった部分はどこかという話から、何が必要で何が不要なのかを探ろうとした会話でありました。 結局いつも手探りしかできないのですが、がんばります…

夜、神田「いせ源」にて、毒婦の会拡大版7人であんこう鍋をかこみました。煮こごり、お刺し身、からあげなどとお鍋と卵たっぷりのおじや。 江戸時代から続く味を堪能しました。 ケロポンズの増田裕子さんから、ソロアルバムの「とびきりの」をいただきまし…

角田光代『曽根崎心中』(リトルモア)書評原稿。 角田さんの初めての歴史小説ということですが、心理描写に迫力がって、ほんとうに多才! カボに発注されたペンケース完成。 「アタック25」を流し聞きながらファスナーを縫い付けました。 編み図があれば…

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・「日本経済新聞」1月29日(日)朝刊 青山七恵『あかりの湖畔』書評 ・「鷹」2月号 「鷹俳句逍遥」(俳句評) 朝、地震。山梨県富士五湖。 二回揺れたのを感じる。 エッセイの校正二つ。 書評本読書。 ヨガと運動。

朝、カーネーションを見て、森鴎外の「最後の一句」を思い出す。 『さようなら窓』文庫化のための校正。 2007年に一年間、「an.an」に連載していたもの。 最終回を書いた日のことが『十階』にあります。 懐かしいな。 今年の年賀状で、名前を拝借させて…

午前中30首連作をまとめて送信。キオスクのキリオ校正。投函するため外に出ると真昼でも極寒。 午後、青山の短歌教室の準備。 夜、青山教室。 題詠は「鍵」。 自由題の内容から「トーキョーの冬はぬるい」という話が出て、しょせん東京の寒さなど、たしか…

締め切りを過ぎてしまっている短歌連作30首をなんとしても仕上げなければならない。短歌研究の季節ごとの30首連作、3年分の最終回。部屋にこもっていたが、午後、いよいよ煮詰まって外に出ることに。神田明神へお参りして、階段を降りたところにパン屋…

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・「AERA with Baby」2月号 「しあわせ読書時間」河野裕子『たったこれだけの家族』(中央公論新社)(書評) ・「東直子 言ノ葉ノ箱 縄文の森」(エッセイ+写真) http://chupea-mura.jp/circle/article/?cid=29&aid=6148 「中国新聞」1月30日(月)に…

午前、小説の仕上げ。午後、埋蔵文化センターへ、写真撮影と取材。 夕方、取材内容をカフェでまとめて送信。 隣で熱心に話しをしていた年配のカップルは夫婦ではない気がする。なんとなく。 天気予報で関東は雪になる、と何度も言っていたけれども雨。それも…

イベント情報

・『ひとりの夜を短歌と遊ぼう』(角川ソフィア文庫)刊行記念イベントがあります。ぜひご参加下さい。 ■日 時 2012年2月17日(金)19:00-20:30 (開場18:30) ■ゲスト 穂村弘(歌人)、東直子(歌人)、沢田康彦(編集者/メール短歌会「猫又」主宰) ■会 …

夜、入谷なってるハウスへ。 カナリヤさん、mmm(ミーマイモー)さんとのライブセッションです。 最初昨年3月に設定していて流れ、9月に設定していて、台風で中止になった、念願のライブです。 mmmさんの「主婦は残酷」などユーモアまじりのキュートな演奏…

朝、みぞれ雨がやがて雪に代わり、東京に初雪。じんじん寒い。終日仕事。 「暮しの手帖」に送るエッセイを仕上げて他、はかどらず。 夕方ひらたよーこさんが近くに来てくださり、チラシを預かる。 イタリアンで軽く食事をとり、お茶話など。 ・ひとは何度初…

昼、F堂のYさんとカメラマンのKさんと穂村弘さんと待ち合わせて打ち合わせを兼ねた昼食。 吟行記録記のための吟行一回目なのです。今回は吉祥寺にある動物園です。13時に第一回のゲストの岡井隆さんと待ち合わせて、吟行。 閑散とした冬の動物園にて寒…

朝、小説原稿。 昼、表参道にてランチをとりつつホーム社の原さんと打ち合わせ。今年中にはなんとか、とゆるい約束。 夜、雲林にてリンの誕生祝い。 カボより藤子A不二雄記念館のお土産をもらう。レトロな絵柄もかわいい。「暗記パン」というラスクには簡単…

午前中原稿。 小池昌代『自虐蒲団』書評を仕上げて送信。原稿用紙で5枚、じっくり書きました。 「歌壇」3月号掲載予定です。 午後、朝は雲っていた空がすっかり晴れ渡り、ほんのり暖かい空気の中を徒歩で病院と鍼。 これは定期的に行っているもので大事な…

新刊案内

・『ひとりの夜を短歌とあそぼう』(角川ソフィア文庫) 穂村弘、東直子、沢田康彦 カバーデザイン/名久井直子 2012年1月 25日発売 http://www.kadokawa.co.jp/bunko/bk_detail.php?pcd=201108000313 『短歌はプロに訊け!』(本の雑誌社)のうち『短歌はじ…

夕方、リンが前触れもなく突然の帰宅。 車のタイヤを冬タイヤに変えるという。 ベランダに積んである冬タイヤをどしどしと重ねてガラガラと台車で運ぶのを手伝う。舗道のかすかな傾斜や段差になんどもつまづき、重ねたタイヤがだるま落としみたいにだんだん…

出演・掲載情報

◆ライブ出演 1/21(土)入谷なってるハウス 20:00〜 2000円(+drink) 出演:カナリヤ<吉田悠樹(二胡)三浦陽子(p)服部将典(b)>ゲスト: 東直子(朗読)、mmm(歌、ギター) 詳細↓ http://members.jcom.home.ne.jp/knuttelhouse/frame.html カナリヤさんと…

校正と各種連絡事項で日が暮れる。 夜、友人と「トラットリア・ラ・テスタドゥーラ」(イタリアン)にて食事。前菜とパスタをおのおの一種類ずつ選んで分けました。自家製サラミと生野菜、冬野菜の煮込み焼き、からすみのリングイネ、アーティーチョークのシ…

テレビをつけたままお昼ご飯を食べていたら、緊急地震警報が久々に鳴り、緊張しました。あの心臓に直につきささるような音域はもうちょっとソフトにならないものなのかな。 そのテレビが、今日が寒さの底だ、最高の防寒をと脅すので何枚も重ね着をしたうえに…

朝、柵の白い古い団地で、誰がどこの部屋で、誰が誰の子どもということもなく、まじりあって暮らしている夢を見ました。先祖か子孫のどちらかの記憶に違いない。 明治書院から春に出版予定の、短歌や俳句の辞典の原稿の校正。私は25首について書きました。…

小川軽舟さん主宰の「鷹」掲載句をすべて読み、5句ほどを選んで選評をするという「鷹俳句逍遥」というコーナーを今年の1月号から半年間受け持つ予定です。 今日はその3回目、3月号掲載の12月号の掲載句を読んで選評を書きました。1センチほどの厚さの…