2011-01-01から1年間の記事一覧

日曜日だけれど早く起きたので、朝の公園へ散策。 だがたくさんの人の行列。 黒、オレンジ、紫、赤い色を身に付けた人々、こどもたち。 今日は、ハロウィンのお祭りを町を上げてやるみたい。 ハロウィンの紛争をして練り歩く子どもたちはお土産をもらえるよ…

詩人の高階紀一さんの上京に合わせて開かれる会食に呼ばれて新宿へ。 詩人、音楽家、編集者とこじんまりと詩の話やそうでない話を。 詩人に会うなら詩の本を、と思い鞄に入れてきた小池昌代さんの『通勤電車でよむ詩集』を電車の中で読む。ゆきかえりの電車…

NHKカルチャー教室、今年度の後期第一回目。新しいメンバーもう加わり、新鮮な心持ちで、ほぼ全員時間通りに集まり講座開始。 いつもの覚えておきたい短歌の例歌を穴埋め問題にして解説。最初なので自由詠1首をじっくりと読み解きました。 緊張ぎみの初回で…

日中、神田川あたりへ写真を撮りにいく。 ひざしまぶしく、10月も終わり、という気がしない。 「中国新聞」の「言ノ葉ノ箱」のエッセイと写真をまとめる。 夕方、毎日新聞の南部さんと藤谷治さんのフィクショネスに立ち寄ると、藤谷さん、熱心にチェロ練習…

夕方、山の上ホテルへ。 河出書房新社主催の文藝賞の授賞式に参加する。 会場が人でごったがえしていて、中にはいれず、廊下で選評を聞く。 山崎ナオコーラさんや綿矢りささん青山七恵さんなど歴代の受賞者がそろってお話をしている様子があたたかでいい雰囲…

お昼、秋葉原の「肉の万世」に集合し、3階から歩行者天国になる瞬間を見る。 「NAVIS」連載中の「街に生きる記憶」の3回目のための取材。 今回は秋葉原。少し蒸し暑い気候の中、編集のJさん、Tさん、イラストレーターの木内達朗さんと、様々な専門的な部…

掲載情報

・「短歌研究」11月号 「象牙の傘」30首 岡井隆さんとの対談(「一日一首短歌をつくる」特集にてお互いの短歌日記などについて語りあっています。 千葉聡さんの時評の中で、雪舟えまさんとの「オレンジの秘密」について言及していただきました。 この号…

出演・掲載情報

・ラジオ出演 10月23日(日)午後9時〜 NHKラジオ第一放送「夜はぷちぷちケータイ短歌」ゲスト出演。もう一人のゲストはテツandトモさん。MCは青井実アナウンサーとだいたひかるさん。 今週の投稿締め切りは21日正午です。 詳細↓ http://www.nhk…

夕方、学士会館へ。 現代歌人協会の公開講座を聴講。 今期最終回の今回は宮柊二と塚本邦雄について。 パネリストは坂井修一、佐伯裕子、篠弘の各氏、司会は松平盟子さん、総合司会は穂村弘さん。 一人称的短歌の宮さんと三人称的な言語表現の塚本さんとは作…

午後、久々にお会いしたライターの佐竹茉莉子さんにインタビューを受ける。 子どもを育ててきたこと、今の子どもたちへのメッセージなど。 佐竹さんから鮮やかなケイトウの花をお土産にいただきました。 佐竹さんにお会いしたのは、一五年前くらい。久しぶり…

近所に新しくできた眼鏡屋さんをのぞく。蒼井優さんのCMがとてもかわいい。CMの眼鏡、ここに陳列するあまたの眼鏡のどれなのか、自力で発見しようとするが、わからない。 これだね、と思うと微妙につるがちがう。 店員さんにたずねたい、……、恥ずかしい…

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・「星座」59号 「弘法筆を選ぶ 心の絵日記」(エッセイ+写真) 最近日記のように描いているスケッチについて書きました。

リンと一緒に隣駅へ、車検に出していた車の引き取りへ。 運転手は彼でスポンサーは私。 夏に戻ったような陽射しを受けて、オーバー10年のシビックのエアコンを回すと一味違う。「あのフィルターをつけておくくらいなら、はずしたほうがいいです」とまで言…

昼、神保町へ。 現代歌人教会主催の「第40回全国短歌大会」見学。 3年間この会の委員長をされていた藤原龍一郎さんにかわり、私が来年度から3年間委員長をすることになったのです。 プロのアナウンサーのような藤原さんの完璧な司会を目の前にして、ふる…

夜、谷崎潤一郎賞(稲葉真弓『半島へ』と中央公論文芸賞(井上荒野『そこへ行くな』・乃南アサ『地のはてから(上・下)』)の授賞式へ。書評などで関わった稲葉さんと井上さんにご挨拶をし、井上さんの二次会(+三次会)へ。 井上さん、「荒野」という名の通…

夜、六本木の教会へ。 「恒信風」でご一緒した佐々木美季(蓮菩)さんが急逝されたことを村井康司さんにお知らせいただき、前夜式に出席してきました。 小学生のころから通われていた教会で、真面目で勝ち気な少女だった美季さんのエピソードが語られ、心に…

午前中から渋谷へ。ついに「ことばのポトラック5 声がつなぐ短歌」本番@サラヴァ東京。早稲田短歌会の七人の初々しい朗読(特に福島出身の井上法子さんの淡々とした朗読は、胸に沁みました)、石川美南さんの透明感のある声による象への慈愛あふれる世界、…

掲載情報

・「MOE」11月号 松谷みよ子特集で、『オバケちゃん』についてのエッセイを寄稿しました。 ・「毎日新聞」10月9日(日) 「命の歌を読む」(エッセイ) 雪舟えま、山崎方代の歌について言及しました。 ・「母の友」11月号 「コロちゃん、かんちゃん、…

朗読セッションの仕上げをするため、ふたたび北鎌倉のよーこさん宅へ。 ミトンさんの曲は、よーこさんのサビに矢野誠さんが曲を補足する形の合作として、すばらしい曲になっていました。 矢野さんも出演してくださることになり、3人で集中してスタジオ練習…

8月に週間ブックレビューで、9月に6次元の日記イベントでご一緒した小林エリカさん所属のクビーナの朝食イベントに参加しました。 原宿のおしゃれなネットカフェ「THE TERMINAL」で日記(日付のある文章)をもとに一ヶ月の1日を担当してカレンダーを作る…

お昼、西荻窪の「りげんどう」へ。 久しぶりの毒婦の会+ケロポンズのけろちゃん。 「りげんどう」は、古民家をレストランに改築したもの。 http://re-gendo.jp/ グッズや東北の物産も売っていました。 私は、古米とれんこんの形の竹コースターと手燭を購入…

午後、「ことばのポトラック」で朗読をご一緒するミュージシャンのひらたよーこさんのスタジオのある北鎌倉へ。メールで送った「銀の妹」という短歌10首が、きらきらと光がこぼれるような歌にかわって、よーこさんの指先(ピアノ)と声で奏でられました。…

掲載・書評情報

・「東直子 言ノ葉ノ箱」 「名残の火」(フォトエッセイ) http://chupea-mura.jp/circle/article/;jsessionid=75058E1CA6ACEBC872E4196885C0EB2D?cid=29&aid=4085 「中国新聞」9月26日(月)夕刊にも掲載 ・「東京新聞」9月28日(水)夕刊 「味わうオ…

午後、「ことばのポトラック」の「女詩会(じゅしかい)」へ@サラヴァ東京。稲葉真弓さん、小池昌代さん、平田俊子さん、大竹昭子さん、文月悠光さん、唐作桂子さん、ミーヨンさんの七人の女性詩人たちが新作の詩と、それぞれ今読みたい詩の朗読、二人ずつ…

新刊情報

2006年に本阿弥書店から出版された『今日のビタミン*短歌添え*』が『千年ごはん』と改題されて中公文庫になりました。http://www.chuko.co.jp/bunko/2011/09/205541.html解説は、料理研究家でエッセイストの高山なおみさん、表紙と挿絵は、前回と同じ…

午後、早稲田大学へ。 「ことばのポトラック5 声がつなぐ短歌」の早稲田短歌会のリハーサルに参加。 それぞれの言葉をそれぞれの身体が真剣に奏でる。 とても瑞々しい。私は最後の仕上げの部分のみ見せてもらったのだが、学生さんたちはすでに4時間くらい…

台風が、日本列島をゆっくりと縦断中。 朝から強い雨。雨はだんだんとても強い雨に変わっていく。 しかし夜は、「入谷なってるハウス」でカナリアの三人とのライブがあるのだが。 午後にカナリアの三浦陽子さんや吉田悠樹さんたちと話しをし、午後四時ごろ、…

書評情報

・「すばる」10月号に、詩人の日和聡子さんによる『私のミトンさん』の書評が掲載されました。タイトルは、「めぐり会いの謎と幸福」です。日和さんならではの美しい言葉で丁寧に読み解いていただきました。 「各々の営みが、自然に連動し、絶え間なく脈々…

夕方、如水会館へ。 「短歌研究賞」(花山多佳子さん、柏崎驍二さん)「短歌研究新人賞」(馬場めぐみさん)「短歌研究評論賞」(梶原さい子さん)の授賞式。 それぞれの人の真摯さが伝わる味わい深い受賞者挨拶と選評に胸打たれる。 年齢を重ねたやわらかさ…

京橋のギャラリーへ。 田中庸介さんの朗読会。 最新作から詩集『山が見える日に』『スウィートな群青の夢』の中から淡々と、次々に白い壁に張られた絵の前で詩作品が語られていく。 音楽も休憩もなく、朗読のマラソンのように。