8月に週間ブックレビューで、9月に6次元の日記イベントでご一緒した小林エリカさん所属のクビーナの朝食イベントに参加しました。
原宿のおしゃれなネットカフェ「THE TERMINAL」で日記(日付のある文章)をもとに一ヶ月の1日を担当してカレンダーを作る、というもの。
私はエリカさんの『空爆の日に会いましょう』と正岡子規の『病牀六尺』から一日を作りました。
日付の番号だけが書かれた紙をどのようにデザインしてもよく、それぞれのおしゃれ心が炸裂した感じで、とても愉快でした。
誰かと一緒に絵を描いたり文字を刻んだりする作業、一体何年ぶりか。
楽しかったです。
作品は、現地の本棚のそばにしばらく吊るされます。光を透かす紙に描かれた色が重なりあってたいへんきれいでした。


芍薬は散りて硯の埃(ほこり)かな     正岡子規『病牀六尺


夜は、藤谷治さんのフィクショネス句会@下北沢へ。
今夜も愉快な藤谷さんの司会のもと、四句提出。

・描きかけの横断歩道秋暑し
・女二人男一人の秋の椅子
・帽子ごと眠つてしまふ翁かな
・信じてはいけない熊に月あかり