『ミス・ポター』

連載原稿の最終回を書き終えてから、映画『ミス・ポター』を観るために新宿へ。
ピーターラビット』って、こんなふうにできたんだなあ、としみじみしました。
話の中心は、ラブロマンスと両親との確執でしたが、大人の内気な恋にふさわしく、しずかな演出が好ましく。
不器用そうなレニー・ゼルウィガーと誠実そうなユアン・マクレガーが適役。青年オビワン、いつのまに髭の紳士に。
ポターの絵は、リアルでかわいいんだけど、よく見ると怨念がこもってるような怖さを感じてしまう。福音館のあのシリーズをまとめて大人買いしてみたい。