失敗…

きのうの夕方から水につけておいた白花豆、朝起きてみると、中身まで水が浸透したとみえて、皮の皺ものびきって、乾燥前のつややかに白い姿を水の下に沈めておりました。
よしよし、とまずは、弱火で茹でて、茹でこぼし、あく抜き。その後水を足してことこと本格的に、煮る。
あまり豆が踊らないように、多すぎない水で、ブタの形のおとしぶた(以前ひろえみさんからプレゼントしていただいたもの)をそっと置いて、ことこと。ここまで順調にことが運んだ。


それからどのくらい時間がたったことでありましょう。
ネットなどを覗いて気をそらしていると、いつか嗅いだあやしい匂いが。
あわてて鍋を覗くと、底一面の豆がこげこげ。


水を入れかえ、あんまりこげたものは廃棄して、ふたたび煮るも、もう「白」花豆ではなく、茶豆と化してしまいました。
しかも家にある砂糖が三温糖しかなかったため、豆の茶化に拍車をかけることに。ぬかりあり。
砂糖は、袋に書いてある分量の三分の二くらいを入れたところでかなり甘かったので、そこでストップ。三温糖は白い砂糖より甘味が強いのかも。


結局、一応食せるものはできたものの、とても人様にお見せできるようなものにはならず。
溶けそうなほどやわらかいのと、ちょっと芯が残ってるのでは? な差があるのも、あの焦がしが「諸悪の根源」なんだろうか。もっとなにか根本的なものが間違っていたのか。
とにかく納得できない。研究を続けたい。


いや、その前に、豆モラトリアム原稿を仕上げねば。