配達のついでの集荷の提案
来月出版予定の『回転ドアは、順番に』(ちくま文庫)の再校を、夜中にポストに出しに行く。
今の住まいのいちばん気にいっているところは、ポストが近いこと。
建物の前の道にあるので、夜中でも気軽にサンダルでひょい、と出しに行ける。
でも、思うのだけど、毎日集合ポストに郵便物を配達に来てくれるついでに、集荷してくれる制度があってもいいような。集合ポストごとに集荷用のポストがあってもいいのでは。
鍵の管理がたいへんになるのかな。管を通ってポストにたまるしくみとか。
民営化されたことだし、ここはひとつ。
といっても、ポストにむかって歩くという感覚は捨てがたいものがあり。
手紙という方法はアナログがいいのかなあ。
手のなかに鳩をつつみてはなちやるたのしさ春夜投函にゆく 小池純代
*短歌日記