横浜、馬車道にある東京芸術大学の校舎へ。
昨日の穂村さんのドキュメンタリーの続きとして歌会を撮る。
穂村さんと私、長嶋有さんと牛久保舞さんの四人で題詠「髪の毛」を一人2首ずつ。
来るはずだった学生さんが欠席したので、1首ずつ、ということだったけれど急遽2首に増やしたのでした。
無記名互選歌会。
初めて短歌をつくった牛久保さんの歌がよくてみな驚く。
元銀行の校舎がしんしん冷える中、えんえんと3時間くらいやっていたかな。


撮影が終わるとクランクアップだったので、穂村さんには大きな花束、私と長嶋さんにはこぶりな花束。


中華街に移動して、三人ともよく知らないけど、以前本下いづみさんと一緒に来たときに、細い道をひゅっと入っていったところの方がおいしい、という話を思い出し、細い道を探し、ひっそりとした佇まいの店(しかし色あせた鶴瓶師匠の写真がドアにあり)に入る。サムラータン、餃子、五目麺など、料理皆美味しく。楽しき夜でした。
帰りの電車で、スープと煮の違いついて長嶋さんが力説していたなあ



・冷蔵庫の扉を細く開けたままスリッパのまま抱き合う夜は   穂村 弘