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夜、歌人の大野道夫さんに招かれて、本郷の歌会へ。
東大、東外大、早稲田などの学生さんらに囲まれて。題詠１首、自由詠１首の互選歌会です。
賢くやさしく繊細な、すばらしい若者たち、の作品をじっくり読むことができて、幸せでした。
東大レスリング部出身の大野さんは、なぜか早稲田のスポーツバッグを抱えていて、いつものようにおだやかないい声でした。
この間早稲田でお会いした二人、Ｔ口さん、Ｙ田くん、にもまたお会いしました。
学生さんがフレキシブルに交流しているのは、たのもしい気がします。
二次会は、ベトナム料理。３３３と書いて、バーバーバーと読むビールを飲みました。ほんのり甘かった。

帰ってから読んで下さいと渡された大野さんの手紙には、佐々木信綱氏の写真から吹き出しが出ていて、「今日はお疲れさまでした」と直線的な文字で書かれていまいた。

自由詠
もし今のままの気持ちが続くなら　ささきさかなや花咲く苗木　　　　　東　直子

題詠「水」
冷凍のうどんしずかにほぐれゆく水になってもまた会いたいね　　　　　東　直子