夕方、東池袋、「あうるすぽっと」へ。
俳優座公演「ある馬の物語」観劇。
トルストイの原作を、眞鍋卓嗣さんが、シンプルな装置の中で、現代音楽や舞踏の要素を取り入れた美しい舞台を作り上げていました。けなげな一頭の馬の運命と願いは、普遍的なテーマとして胸に重く響きました。
訓練と覚悟のそなわった役者さんの演技もすばらしくて。


実は再来年、俳優座で拙著『とりつくしま』が上演される予定なのです。今からとても楽しみです。


・馬は二歳もはや女王のつや光る脚、草、人、綱、胸、つらぬかれ      東直子「歌壇」2009年2月号


この子は、神田明神の神馬、神幸(みゆき)号、通称明ちゃんです。