午後、日本出版記念会館へ。
2009年1月に亡くなった森岡貞香さんの没後三冊目の歌集『帯紅』(砂子屋書房)刊行を記念しての森岡さんの歌を語り合うシンポジウム。
馬場あき子さんや岡井隆さん、小池光さん、永田和宏さんらがそれぞれの思い出を語り、大井学さん、吉川宏志さん、澤村斉美さん、西村美佐子さんらによる座談会がありました。
達観、オブジェ、デフォルメ、動詞が強い、言葉の質感がかわる、時間の重なり、知覚、無意識を歌う、などいろいろなキーワードが出ました。


・生き返るといふ言ひ方の面妖しきに日の刺す窗邊蟲うごきける      森岡貞香『帯紅(くれなゐ帯びたり)』