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 「かばん新人特集号」VOl.5
山田航さんについて書きました。タイトルは「祈りではない」です。


午前中少し仕事をした後、ありあわせのものでスパゲティーを作って食べ、午後新幹線。
伊達の牛タンの薫製を購入。
はやて座席満席寸前。真中の席しか空いていなかった。
両側の二人は若い女性。千鳥格子のマフラーを膝の上できちんと畳んでいる窓際の人は、バレンタインだから恋人に会いに上京しているところかな。
大宮で降り、むさしの号に乗って立川へ。
むさしの号とは、大宮から八王子へ行く、一日に3本しか走っていない、レアな列車です。(検索で初めて知りました)
普通列車と放送されつつ、後半はよく飛ばしてくれて便利です。
遺失物預かり所は、どんな駅でもホームの端にある。
ひさしぶりに対面した、旅に行けなかった旅のための荷物。
なくしたときと同じものがつまっていました。平和な日本でよかった。
あやうくアダプターを3種類、買いに走らねばならないところでした。
モノレールの窓に小雨がはりつく。眼下の屋根には雪みあたらず。
しかし、もよりの駅についたころには、ぼたん雪がぼたぼた降っていました。どんよりとした雪。
だんだん強くなり積もってくる。


・雪まみれの頭をふってきみはもう絶対泣かない機械となりぬ     飯田有子



これはきのうの宮城県