真夜中にお腹が痛くなって目が覚める。
背中まで痛く、たいへん苦しく吐き気も。
起きたり、横になったり。
一晩中身動きのとれない原因不明の痛みや不快感に悩まされていたという笹井宏之さんのことを思いだしたりする。
身体表現性障害、という病名だったと思う。


いつの間にか眠り、朝遅めに起床。
身体はだるいけれど、胃痛は去っていた。ときどきこういうことは起こるので、またか、という感じです。
別の持病で予約していた病院へ行き、薬を受け取り、郵便局に支払いなど。
曇っていて以前よりはましなのだと思うけれど、やはり暑い。
丈夫がとりえと思っているけれど、くたびれてきたかなあ。


帰宅後、短歌辞典の解説をひたすら書く。明治書院のものです。
懸案事項がそのままになっていたので電話したら、留守番電話。お盆休みでした。


夜、お粥にすりごまと塩を乗せて食べたら、夢のようにおいしかったです。
おいしいとかおいしくないとかの言語を取得する以前においしいと感じながら食べていた味のような気がしました。


・少しずつ海を覚えてゆくゆうべ 私という積み荷がほどかれる   笹井宏之