higashinaoko2010-04-25

午前八時、NHK入り。
午前九時、他の出演者、スタッフに手をふってロケバスに乗り込み、隅田川のほとりの芭蕉記念館へ。日曜日の朝の道路はすいていて、15分ほどで到着。
とてもいい天気。雲もなくて、空がまぶしい。川が広くて風がすずしい。
小田切千アナと進行の確認。


短歌を作る小中学生と挨拶。その時点で5人。少数精鋭ですね。
スケッチブックに大書された短歌を一人ずつ読んで少しずつ会話する。


午前11時生放送開始。


選歌の途中であとから参加してくれた小学生2名が加わり、中から3首を中継中に選歌。


・はるかぜのはやさにつられあしどりもだんだんはやくかけあしになる    中川由梨(小6)
・おおさかはなつにはセミのなきどころとってもあついでん車にのるまで  陰山愛沙(小2)
・プールでねせおよぎしたら耳がぼわっまるでひこうきちゃくちしたよう   下土居日向歩(しもどい ひなほ・小2)


最後に決めた当日題の耳の歌は、カメラが回っているときに初めて読んだ、飛び入り参加の女の子の歌。一読破壊力があっておもしろくて、それに決めたのでした。


渋谷に戻るロケバスでお弁当。


お茶を一口飲んだところで、スタジオに入り。
選歌した歌による歌合わせ。
かわいい子どもたちの作品と、何千首もの中から選ばれた大人の歌とで歌合わせ。をするのは、どちらの立場からもちょっと辛かったかも。
こうすればよかったと思うこと多々ありつつも、アーサー・ビナードさん選の歌で無事大賞も決まり、午後4時半番組終了。
おつかれさま、を唱和したあと、あっという間に離散。帰宅。


つくづく不思議な仕事をした気がします。
役目を果たせたのかどうか、自信がないのだけれども。


子どもたちは、中学生男子含めてみんなかわいくてたまりませんでした。ホントに。
顔形もそうですが、声も字も言葉も、いつか必ずかわってしまう、愛らしさ。