法政大学の学生さんたちが中心に作っているKAI-YOU.net(カイユウ)- 世界と遊ぶポップカルチャーメディア に呼ばれて句会に参加しました。
学生さんたちと、俳人の高柳克弘さんや谷雄介さん、シャムキャッツの菅原さん、ザーサイさんという名のミュージシャンの人たち10人くらいで
、神保町の「人魚の嘆き」という文壇バーの2階にて。
句会は初めての方もいましたが、文芸雑誌を立ち上げる若者たちだけに、作品も論評もすばらしく、そしてみなキュートで胸が熱くなりました。
句会のもようは4号に掲載されるそうです。


ザーサイさんがモヒカンだったため待ち合わせ時に話題になり、高柳さんにモヒカンってどうですか、と訊かれ、ある一時代を象徴する髪形というよりも、マイナーながらもある種のトラディショナルな髪形として脈々と続いてきた気がするので、それをしている人を見るのは、うれしい気がします、と答えました。なるほど、社会への意思表明でしょうかね、そうかもしれないです、モヒカンの起源ってどこでしょう、どこでしょうね、という会話を、神保町の路地でしたことでした。

【春時雨】
電線の不安な長さ春時雨         東 直子


猫の恋
デミグラスソースの香り猫の恋       々


【石鹸玉】
石鹸玉おまへの明日が分かりさう      々


【自由句】
桃の日の片足跳びやメンソール       々
アジサシや大統領の妻の櫛         々