朝、佐藤さん、穂村さん、「短歌」の杉岡さんたちと宿泊先を出、タクシーで宮沢賢治が名付けたイギリス海岸へ。
地元のタクシーの運転手さんも、えーと、どこでしたっけ? という感じに迷う。
北上川の複雑な起伏のある岩盤が見える部分を、写真で見たイギリスの風景ににているからと名付けたそうです。
しかし水かさが多くて、特徴的な部分は全く見られませんでした。今はほとんど見られることはないそうな。


午前中鼎談に参加。事前に選をしていおいた賢治短歌10首選の共選になったものを中心に。
最後に花巻方言による賢治作品の朗読を聞いてイベント終了。


まことかの鸚鵡のごとく息かすかに看護婦たちはねむりけるかな   宮澤賢治
雲ひくき峠超ゆれば(いもうとのつけたきなきがほ)丘と野原と。    〃
「何の用だ。」「酒の伝票。」「誰だ。名は。」「高橋茂吉」「よし。少こ、待て。」  〃



新幹線にて仙台へ。