新幹線で穂村さんとともに新花巻へ。
イーハトーブセンターにて、「賢治短歌の魅力を探る」一日目。
今回お招きくださった佐藤通雅さんにご挨拶したのち、杉浦静さんによる「「歌稿A」「歌稿B」の成立をめぐって」、望月善次さんの「『アザリア』時代の賢治短歌~保阪嘉内と比べながら」の発表を聞く。
「みなさまはご存じの」という枕が何度も出てくるマニアックな内容に圧倒されたのでした。
インクの色、用紙、点の打ち方のような文字の癖。それらがいつ書かれたものであるかを知る重要な手がかり。文学の世界の鑑識。


山猫軒での懇親会ののち、北海道からレンタカーで来られたTさんにつれられて、盛岡の「ぴょんぴょん舎」へ盛岡冷麺を食べに。
木の実でつくられているらしい麺はしっとりつるりとして心地よいおいしさ。