南大沢子どもミュージカルの10周年記念公演『ロビンソン*ロビンソン』の昼の部、夜の部を地元の友人とともに観劇。
ダンスがご専門の中沢千尋さんによる演出だけに、ロボットの群舞をはじめとするダンスにキレがあり、迫力のある舞台に仕上がっていました。500人入る客席の後方に座りましたが、どの子の声もよくとおって、元気いっぱいでかわいいこと。
5年前の初演のときには幼児リリーを演じていた子が、きれいに成長して14歳リリーを演じていたり。10年の時の流れを思い返して感慨深かったです。
10年前にポストに入っていた小さなチラシがきっかけで入団して、その10年間の間に起きたできごとのほとんどを忘れてしまっているわけですが、初演時の緊迫した場面で地震がおきたことや、楽屋のピアノの上に誰かが白いアシモを置いていたことなど、ひょんなことを覚えていたりします。月日はまたたく間に過ぎ去り、子どもは、振り返ると大人になろうとしていて。
1年後、2年後、10年後、今日の日の、何を覚えているのだろう。
明日も昼の部、夜の部があります。とどこおりなく、幕があきますように。