年賀状と句会

昨日から年賀状づくり。
グラフィックデザイン修業中の家人の描いた牛の絵をもらい、イラストレーターでレイアウト、をするつもりだったが、なかなか使い慣れない様子をみてとった家人がほとんどデザインしてくれた。ふむふむ。イラストレーター、使いこなせれば、楽しそう。私のノートパソコンでは、ちょっと重いけれど。


夜は、何年ぶりだろうか、恒信風句会に参加。
席題5題を30分くらいで作る。
できないよ、と思ったけど、歳時記を凝視しつつなんとかひねり出す。


「友」  赤き目の友想ひをり冬銀河
「無」  無人駅むらむら溶ける霜柱
「城」  城跡や皮手袋の裏がへる
「黒」  流感や黒髪掬ふ母の指
「割」  ぶら下がる八割引のコートかな


久々の俳句。純粋に楽しかった。
選句ののち、四谷のアイリッシュパブにて忘年会へ。
それにしても夜の空気が寒い。冷気がコートの布目からしみこんでくる。酒入りのアイリッシュラテであたたまっておいてよかった。