東京転々

もうすぐ三木聡監督の映画「転々」が封切りされるので、楽しみにしているのですが、昨日は、私的転々をしていました。

お昼に仙川の桜の木の前で、ふらんす堂の山岡喜美子さんと詩人の手塚敦史さんと待ち合わせをして、仙川を案内していただきながらランチをしたあと、ふらんす堂へ立ちより、長いおしゃべり。詩歌関連の話をたっぷりと。
写真は、仙川再開発中の安藤忠夫設計の建物の前で、手塚さんと。

夕方、井筒啓之さんの個展を観に、外苑前のギャラリーマヤへ。
書店で輝いていた「鉄道員」「負け犬の遠吠え」「八月の果て」などの表紙の原画に見入りました。井筒さんにもお会いでき、うれしかったです。
井筒さんとお話をしていたら、乃南アサさんがいらして、ご紹介いただきました。川上弘美さんが芥川賞を取られたとき、直木賞をとられていた方！　あのとき、女性だけの二賞受賞は初、ということで話題になっていましたよね。

夜は、神谷きよみさんのライブを聴きに、代々木のライブハウスへ。
昔、私が詞を提供した「ほうれんそう」を、アンデス（ピアニカに似た、かわいい音の楽器）やチェロ、ギターなどで楽しくアレンジされていて、感激でした。神谷さんの「見えないけど、ある」、いいですよ。
かばんの入谷いずみさんも来ていたので一緒に小田急線＋京王線で帰宅。
下北沢で乗り換えたはずが、一駅手前で降りてしまい（駅員さんに聞いていたら、改札付近にいた人が間違いを指摘してくれた）、電車を待ちながらよもやま話など。

と、充実した一日を過ごした反動で、今日は一日ぼけっとしてしまいました。
急に寒いわ。