『とりつくしま』出版

higashinaoko2007-05-09

連作短編集『とりつくしま』(筑摩書房)が、店頭に並び始めました!
連休前に一部の方に見本をお送りしましたが、楽しんでいただけているようで、とてもうれしく思っています。
ぜひぜひ店頭で手に取って、お読みいただければ幸いです。
9日は、都内の書店に何店か、手作りポップを持参してご挨拶に行く予定です。ポップには、小説中の案内役、とりつくしま係がとりついています。手書きだと「とりつくほ」に読めてしまいますねえ。
7日は、全国の書店員さんにご協力いただいた「あなたは何をとりつくしまにしますか」アンケートをもとに穂村弘さんと対談をしました。穂村さんから興味深い見解をいただきました。今月中にウェブ上で発表する予定です。ユニークな回答をお寄せくださった書店員の皆さま、本当にありがとうございました!


「群像」6月号では、第一回大江健三郎賞が発表されています。受賞作は、長嶋有さんの『夕子ちゃんの近道』!!おめでとうございます〜。第五十回の群像新人賞も発表されていて、なんだかおめでたい号です。
そして私は、中島たい子さんの小説『建てて、いい?』(講談社)についての書評を寄せています。タイトルは「家を思えば人生が見える」です。普通のOLが夢の一軒家を建ててしまう過程が楽しい一冊なのです。


「an.an」の連載「さようなら窓5 岩ちゃん」も9日発売の号に掲載です。こちらもよろしくお願いいたします。