近藤芳美さんをしのぶ会

higashinaoko2006-09-01

雨の学士会館へ、未来短歌会が主催する「近藤芳美をしのぶ会」へ。
六年前まで所属していた「未来」を創られた方へ、敬意をこめて白いお花を供えさせていただきました。
やさしく、厳しく、こころも身体も大きな方でした。
会場には、近藤さんが愛しておられた「マタイ受難曲」が静かに流れていました。


マタイ受難曲そのゆたけさに豊饒に深夜はありぬ純粋のとき  近藤芳美  (しのぶ会冊子の「近作」より)


〜『長崎くんの指』書評情報〜
・「娯楽トンボの眼 素材が輪舞する処女短編集」(文・小嵐九八郎)「図書新聞」9月2日(2788号)
・「じわりと広がる文章に酔う」(文・藤田香織)「週刊文春」9月7日号
・「夕方を愛する者のみに許された楽園」(文・山崎眞紀子)「週刊読書人」9月8日(金曜日)
・「著者に聞く」(文・佐竹茉莉子/写真・入交佐妃)「清流」10月号
・「NEWBOOKS」(文・望月リサ)「BOAO」9月号