のうみつな3日間

めずらしく3日連続で動き回っていました。

12日=竹橋で藤田嗣治
13日=両国で相撲観戦
14日=紀伊国屋サザンシアターで青年団上野動物園再々々襲撃鑑賞。

どれもどれもすばらしかったです。
最初の2日は、大好きな女友達と一緒に楽しくすごしたのですが、昨日の芝居は、チラシのキャッチフレーズ「淋しかったらふたりとおいで、/決して只じゃ帰さない」通り、ひとりでふらりと参加し、すっかり心を貫通されて帰ってきました。
金杉忠男さんの原作をオリザさんの魔術で絶妙に構成して、がつんと涙腺を破壊されました。まさか、青年団の芝居で、その場でこんなにクルなんて。ひとりでひっそり行ってよかった。泣いてるところをみられるのは、はすかしいので。
 千秋楽なので、すでにバラシの姿をしていたひらたよーこさんにロビーでお会いしたとき、話しながら、よかったところを言おうとしたのだけど、声がつまってじわじわ涙ばっかり出て、言葉になりませでした。
時間がたつこと=ひとつの魂の記憶を内蔵したまま肉体がかわること。を、シビアでリアルでロマンティックに感じたことでした。
これから伊丹市富士見市と続くようです。お近くの方、ぜひ観て下さい。
http://www.seinendan.org/jpn/info/index01.html

フジタも相撲も、見どころ満載でした、いろいろ書きたいけど、今は水が一杯なので、そのうちに。
と言いつつ感動をいくつか。
・力士のきたえあげた身体がぶつかる音。
高見盛の充電過剰気味のロボットのような幕入りと、負けて、落胆をあらわにした去り際。
稀勢の里千代大海の目線の飛ばしあい。
横綱不在、そして、おーい栃東、という場所になってしまいましたが、充分たんのうしました。
また行きたいです。



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