自転車を買いに
あたたかくなってきたので、昨年末に盗まれたまま、なかった自転車を買う。
先週末の菱川さんの出版記念会でいただいた薔薇がオレンジ色だったので、今回の車体の色はオレンジ色のものにしました。 これでお米も運べます。
「東京人」のエッセイにも書いた思いでの赤い自転車は、たった2年しか使用できずじまいだったけれど、今回は、ぬすまれないよう気をつけねば。
それにしても久しぶりに乗ったら、自転車的筋肉が衰えていたようで、ちょっと走っただけなのに、足がすっかりつかれました。
午後、図書館で借りた青年団の「ソウル・ノート」のビデオを鑑賞。太平洋戦争のさなかのソウルに住む一家族の会話で綴られる舞台。「無意識の悪意」をじっくりとみせつけてくれる、しずかで、過激な劇でした。
・遠くから来る自転車をさがしてた 春の陽、瞳、まぶしい、どなた 東 直子
*短歌日記