舞台・センセイの鞄

きのう川上弘美原作、久世光彦演出の音楽劇「センセイの鞄」を観てきました。

cobaの軽やかでやさしい音色につつまれた、しみじみとしたうつくしい舞台でした。

沢田研二が老人役を演じるという事で戸惑いもありましたが、メークやしぐさで、それらし年にちゃんと見え、さすがでした。しかしいったん歌い出すと、張りのある美しい声がひびきわたるので、とっても元気なセンセイでありました。

原作の完成度が高いだけに、文章の味わいをわざと違う世界に昇華させるために音楽劇という形式を選んだなあ、と思ったことでした。


さて、観劇後、NHKラジオの方と打ち合わせをし、8月27日(土)午後9時〜の「土曜の夜はケータイ短歌」に出演することになりました。興味のある方、ぜひ↓のページから短歌をご投稿下さい。

http://www.nhk.or.jp/tanka/index.html

夏の想い出を封じ込めた(夏でなくてもいいんですが)、ぐっとくる短歌をお待ちしております。