掲載情報

・「IN★POCKET」3月号
 「ほんの少し、ほんとうです」(エッセイ)
 『さようなら窓』(講談社文庫)の「もうひとつのあとがき」です。↓でも読めます。
 http://www.bookclub.kodansha.co.jp/bunko/afterword/page01.html



午後、常盤線にゆられ取手へ。
とても遠いイメージだったけど、北千住でのりかえたら30分くらいで到着しました。
取手市民会館にて、守谷子どもミュージカル公演「桃太郎!」(中尾弘隆演出)鑑賞。

それぞれのキャラクターを子どもたちが楽しそうに演じていました。歌も踊りもよくまとまっていて、片野真吾さんの繊細な音楽が艶を増しているようでした。
どんな場所にも優れた才能のある子どもはいるのだな、と思う。

鬼達は、もとは人間で、角が生えることで迫害されて故郷を追われた鬼達、という設定で書いたのですが、震災後の茨城県でみたこともあって、いろいろと考えさせられるものがありました。
鬼は一人ひとりの内部にあるものでもあるし、外部から形作られてしまうものでもあると思う。ということは、大人の読み物として書いてみたいです。


氷菓子 祝福されるさみしさを青き小鬼に託しておりぬ    東直子