午後、船橋毎日新聞の南部さんと待ち合わせて西船橋子どもミュージカルの公演「桃太郎!」へ。
6年前に書いて初演し、3年前に手直しをしたものを毎年どこかで再演してくださっています。
「桃太郎」という超有名な物語りの枠組みのある中でミュージカルを組み立てるにあたって、一人ひとりのキャラクターの行動の「なぜそうするにいたったのか」を考えながら書きました。
自由な一匹猿のシンくんや、鬼ケ島の門番ぐり坊いが坊、鬼のボス鬼姫など、私の書いたものの中でももっともキャラの濃い人物たちのセリフを書くのは楽しかったです。


西船橋の公演は3月末に上演予定でしたが、大震災の影響で延期になり、やっと上演することができたものです。
子どもたちも見守る大人たちも苦労がたえなかったと思いますが
、舞台は元気いっぱいの熱演で、ほんとうにすばらしかったです。私が楽しく書いたセリフを何倍にも元気に演じてくれた子どもたちに感謝と拍手を。


・鬼を打つ資格あるもの真っ先に豆をなげうて優位にたちて    杉崎恒夫『パン屋のパンセ』