朝から秋がきたような涼しさ。

読売新聞から依頼されていたテーマ詠「涼」の五首を仕上げて送信。台風が近づいて依頼、おどろくほど涼しいですが、猛烈に暑かったころに作った歌もまぜています。
27日(水)「読売新聞」夕刊掲載予定です。


午後、連載の「文芸時評 おすすめの3冊」を書いて送信。
いつもどの3冊にするべきか迷うのですが、今月は、町田康『ゴランノスポン』(新潮社)、堀江敏幸『象が踏んでも 回送電車?』(中央公論社)、3萩尾望都『一瞬と永遠と』(幻戯書房)について書きました。
こちらも27日(水)「毎日新聞」夕刊掲載予定です。


夕方、多摩川を抜けて沼部へ。
31日のほいのさんとのパフォーマンスユニット(?)の練習をするため、「いずるば」へ。
ほいのさんが約束の時間を一時間前倒しで伝えていたものだから一時間を駅前の喫茶店でカレーを食べながら過ごす。
家族とその友達らしき子供たちが店の片隅で手芸をしていたり、おばあちゃんがのっそり現れたり。夏休みの親戚気分をひととき味わいました。
住所は「田園調布」ですが、なんだかのどかです。

当日の段取りを決めて練習を終了。
この即興はどこへいくのか。検討もつきません。
二度とない時間になることは間違いないのですが。


人はみな慣れぬ齢を生きているユリカモメ飛ぶまるき曇天   永田紅『日輪』