喉痛みやまず、午前と午後の予定をキャンセル。


しかし予約していたお芝居「鎌塚氏、放り投げる」(作・演出 倉持裕)を観に下北沢へ。
厳格な執事の鎌柄氏を三宅弘城さん。現代っ子的なところもあるチャーミングなメイドさんともさかりえさん、守銭奴の男爵を片桐仁さん。不思議な雰囲気のある、好きな役者さんばかりでうれしい。
カズオ・イシグロの『日の名残り』を、コメディーに仕立て直したようで、現実とは違う流れの時間をおもしろく笑っているうちに、現実のリハビリもできたような気のする舞台でした。
凝ったカラクリのお屋敷舞台もどこか懐かしい感じでよかったです。
終演後、ともさかさんとマネージャーさんにご挨拶して帰宅。



・手の中の野の花束が枯れるまでわたしは声を待つつもりです     東 直子『十階』