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朝、午前５時半起床。
リンが尾瀬に旅行に行くため、見送りやや早起き。
旅に出る前に食べる朝ご飯のそわそわしたあわただしさっていいものだ。
この人があわててるところは、あまり見たことないけど。いつもゆっくり歩き、ゆっくり食べる。

２００７年に一年間３６５日一日も欠かさずふらんす堂ＨＰに連載していた「短歌日記」の原稿を見直す。毎日一首と数行の散文。マラソンのような連載で、山岡さんにいろいろとご迷惑をかけつつ書き綴ったものでした。
イベントあとで船をこぎながら創作したものもあったりして、なかなかすぐには再読する勇気が出なかったのですが、やっとじっくり読み返してチェックすることができました。おや、おもしろい。
３年も経つと、そのときの気持ちや感覚がかなりうすまっていて、そのとき真剣に悩んでいたことなども、今となっては。

合間に書評用本読書。

夜。ヨガ。
死体のポーズのときに、夏の一番楽しかった思い出を思い出してください、と言われ、走馬燈のように夏の思い出がよぎり、目から汗がながれおちました。
今年もなんらかの思い出ができるのかできないのか。

・あの夏の数かぎりなくそしてまたたつた一つの表情をせよ　　小野茂樹