higashinaoko2009-12-16

寒い。朝から寒い。空気がつめたい。
本格的な冬の気配。
灰色の雲が空を覆っていて、ずっと夜明け前風な一日でした。


午後三時にP社のNさんと打ち合わせ。
かわいい、実においしそうな本を見本にいただく。
子どものときの幸せな瞬間をふと思い出したとき、そばにいる本。
そういう本がつくれるといいな。


と思いながらも夜は大人の小説を書き続ける私。
文字の中でともに孤独にうちのめされつつ、比すればあっけらかんとした現実の水面に浮上できる。
そんな本に出会いたい。


・しぐれふる町を幽(かそ)けみここにして海彼(かいひ)の本をめでにけるかも     芥川龍之介



寒いので牛すじなどをコトコトと煮て、おでんを作って食べました。