プランタン、大阪、赤坂

昨日、プランタン銀座の樋上公実子さんの個展に伺いました。
甘やかで官能的。樋上さんには異色の、花魁の絵。かむろのくらげもようの袖がかわいかったです。
詳細はコチラ↓
http://www.printemps-ginza.co.jp/shopinfo/art/index.html#art0203



会場でお会いした樋上さん、もとしたいづみさんと『チョコレータひめ』の編集のKさんと同じ建物の中でちょっと変わったデザートが名物のレストランでランチ。
シェフのおまかせデザートは、小さく切った果物にきつね色の飴が薄くかけられていて、口の中でかりん、と割れる感触が楽しかったです。


午後、S社のNさんと合流し銀座シネスイッチにて映画「大阪ハムレット」鑑賞。
森下裕美さんの原作漫画がとても好きで、観に行ったのだけど、映画もとってもよかった。
残されたかわいい洋服を着る、そのエピソードだけで、胸がつまってしかたがない。
松坂慶子さん演じる大阪のおかあちゃんは、色っぽくて懐が深くて無計画。なのに、きちんと大人。
大阪弁の元気な映画だけど、登場人物全員が、どこか人生に照れているような感じがあるのが、いとおしい。
私の中の大阪韻律が目を覚まして、こころの中でつぶやく言葉さえ大阪風味になってしまう。



夜帰宅して、家人のとあるミスを見つけて指摘すると「気分よくしてたのに、なんで落ち込むようなこと言うんだよ」と非難
されたが、ミスはミスなので、至急訂正すべく、今日は赤坂ー新宿あたりを一日中奔走する。
つかれた。のざらしのスケート場のある、アカサカサカスで食べた鯖の味噌煮が美味だったのでよしとしよう。