「an.an」短歌企画

マガジンハウスに、短歌の座談会へ。
今日発売の「an.an」から始まった「西加奈子×せきしろの短歌上等!」という企画の3月分のコメンテーターとして呼ばれたのです。
2月は、穂村弘さんがコメントされています。短い中にもエスプリの効いたさすがの評です。
半ページ分しかなくて、もったいないほどおもしろいです。
西さんとせきしろさんとは、初対面でしたが、お二人とも、ほんとうにチャーミングで、歌もおもしろく深く、うなりました。
今後、 「an.an」の、岡田准一君の下の短歌ページにもご注目くださいませ。
西さんと話していると、自分の奥底に眠っている関西弁のうねりが蘇ってきて、なんどもつられそうになってしまった。育ったイントネーションで話す人は、本を読むときも、そのうねりなんだろうなあ。西さんの関西アクセントは、本人のキャラクターと合っていて、とてもかわいい。
せきしろさんの切ない青春の残像の話にもほろりとしたことでした。スピリッツが輪郭からじわじわ滲み出して、空気が自然に和むような。
座談会が終わったあと、お腹が空いていたので、マガジンハウス近くの「樹の花」で豆カレー@ナンを食べる。カレーのあとに出る、甘いデザートコーヒーが密かな楽しみ。この喫茶店、ジョンレノン夫妻が立ち寄ったそうで、ちなんだメニューがある。




先日ブログや新聞で書いたので、笹井宏之さんの歌集についての問い合わせをいただいています。笹井さんの歌集『ひとさらい』は、書店での取り扱いではなく、オンデマンドで販売されています。下記に詳細が掲載されています↓
http://www.bookpark.ne.jp/cm/utnh/detail.asp?select_id=59
ぜひ手にとって読んでください。